祝日明けの朝に、こんにちは。
昨日のWBC準決勝の興奮も覚めあらぬうちに、もう決勝戦ですね。ここ数年はアメリカ投手の“動くボール”に対処できずに負けることがありましたが今回こそは。局長です。
─── ポメラニアン真熊の“最後の戦い”を記録として残す作業の続編を。
年末に採血して外部機関に出していた“甲状腺機能低下症”の検査が「低下あり」という結果だった旨を告知された 1月7日(土)から、真熊は新たな投薬生活が始まり、それまで服用していた腎臓の薬に、さらに甲状腺機能を高める薬が加わった。
- 【前編】2022年10月末~12月7日
11月末までは調子も良かったのだが、12/7の血液検査で腎臓と肝臓の数値が悪化していることが発覚した。
- 【中編】2022年12月14日~27日
12/14の再検査で数値はさらに悪化していたが、様々な症状が出ていたことから甲状腺機能の低下を疑い検査をすることに。
12/27の検査では腎臓の数値が上がり止まった。 - 【後編】2022年12月28日~2023年1月7日
年末年始の休暇期間中、引っ越し作業に忙殺されていたため、真熊のケアが疎かになっていたが、症状は安定しているように見られた。
そして見立てどおり甲状腺機能の低下が確認された。
翌々日の 1月9日(祝)までが、お正月休み明けにすぐ「リハビリ期間」としてやって来た3連休だったが、俺は相変わらず引っ越し作業に忙殺されていた。
嫁女房と二人作業で効率アップを図りたかったため、3日連続で義母や義妹に仮住まいまで来て小倅の面倒を見てもらっていたのだが、真熊はやはり体調が芳しくなかったからか、義母たちの訪問に大はしゃぎすることもなくひたすら寝ていたらしい。
この間の真熊の様子はというと ───
年明けからオシッコの回数が急激に増えていたため、夕方の散歩の他に朝・昼・夜を3回も外へ連れ出すようにしていたのだが、それでも日に一度くらいリビングで粗相をしてしまっていた。
本来なら口から体内に入った水分は、老廃物を含んでオシッコとして体外に排出される。
しかし、機能を失いつつある真熊の腎臓は老廃物を上手くフィルタリングすることができないため、極端に表現すると、口から入った水分が何も含まずそのままオシッコで出て行ってしまう。
それでも体はなんとか老廃物を外に出したいから、水分を欲する。
結果、水を飲む量が増え、自動的にオシッコも増える ── という図式なのだが、このときは“甲状腺機能が上がれば腎臓の機能も少し回復する”と見ていたため、点滴の回数を週2回から増やすなどの措置を取らなかった。
食欲は旺盛。
だが、調子のバロメーターである散歩での“歩くスピード”は遅かった。
それだけでなく、左側の歩道を歩いているのに、自ら右側の車道に出ようとしてしまう危険なことがしばしば。
仮住まいに引っ越して散歩コースが変わったことから勝手がつかめないのかと思っていたのだが、今にして思うと老廃物が上手く排出できないことで毒素による意識障害が少しずつ生じ始めていたのだろうか。
こうして振り返れば振り返るほど、その時々は謎めいていた真熊のおかしな行動の点と点がつながってしまう。
いろいろと気付きが足りなかった自分が腹立たしいばかりだ・・・・
慢性腎臓病が悪化しているサインを出していた真熊にクリックを
コメント
局長さん どうか自分を責めないでください
まぐちゃんも父上のせいじゃないよって言ってますよ。・°°・(>_<)・°°・。
局長さん勉強になります。
我家のワンコも腎臓があまり良くないので気を付けていこうと思います。
いつものことながらあまり自分を責めないでくださいね。
腎臓病の症状の一つ、多飲多尿が出てきたのが年明けなんですね。
うちはまだ出てないです。
出てきたら気をつけたいと思います。
でも食欲はあったんですね。それは安心材料の一つになっちゃいますね。
食べムラはなかったですか?
病院の先生に食べムラがあると話したら腎臓病の症状の一つと言われました。
引越しのお手伝いにお義母さまや妹さんが来たのに寝ていたのはまぐちゃんらしくないですね。
散歩の時のふらつきは、年齢のせいかと思っちゃいます。
病気のせいなのか歳のせいなのか見分けるのが難しいと感じました。
ちょっとした事も気をつけないといけないんだと教えていただきありがとうございます。
振り返れば気づくポイントはあったのかもしれませんが、当時に今の見解にいきつくのは難しいと思います。
食欲があった事も少し安心材料になっていたと思いますし…
局長さんがこうして気づいたポイントをあげてくれるおかげで参考になっている方がたくさんいると思います。
今日もお辛い中、ありがとうございました。
気づきが辛いとは思います。自分も飼ってた子に何も出来なかったのですが…。あの時、ああしていればはずっと残っています。経験してるからか他の犬を見ると不思議と専門的なものは分からずとも分かる感覚もあります。それが今は残してくれたものだと思います。大事なものを大事にするために。うまくいえなくてすみません。
いろんな思いが交錯する中ブログありがとうございます。無理せずゆっくり少しずつで。
局長さんがこうして記録に残していること、きっと誰かの役に立ちます。
あの時できることをちゃんとやってたしマグちゃんだって分かってくれて
父上には感謝してると思います。
村神様、やってくれました!