8月の最終日に、こんにちは。
明日から9月だというのに、当面は30℃超えの真夏日が続くようですね。残暑が未練がましくて腹立たしい限りです。早く涼しくなってくれ・・・・ 局長です。
─── そんな猛暑に人一倍警戒感を抱くのは、言うまでもなくこの仮住まいが原因。
“脆弱なエアコン事情”については散々綴ってきているが、他にもたくさんある不便さの中で、とくに際立った問題といえば、階段が急なこと。
“昔の家あるある”の「急な階段」なのだ。
初めて上ったときは、思わず「脚立か!」とツッコんでしまったほどの急な角度。
暑くなって小倅を2階の唯一エアコンのある部屋で寝かせるようになってからは、フラっと這い出てこの急な階段を転げ落ちやしないかと常にヒヤヒヤしており、一人で寝かせておくことすらできない。
まぁ、“裕次郎の再来”と言われるほどの股下をもつ俺には、実際にはそう大した不便さではないのだが、手足の短さをチャームポイントにしている嫁女房は、毎回「はぁはぁ」言いながら、登山のような息づかいで上り下りをしているほどだ。
そもそも、階段の寸法というものは、建築基準法において以下のように定められている。
一段の高さは「23㎝以下」、一段の奥行きは「15㎝以上」、階段全体の横幅は「75㎝以上」。
しかし、1980年代以降に建てられた家であれば、一段の高さはあえて「20㎝以下」にして、上り下りがしやすい設計にされているのが一般的。
それなのに、1979年築のこの仮住まいときたら ───
一段の高さがきっちり基準どおり23㎝で作られており、奥行きも20㎝と短いものだから、ひたすら上り下りがしづらい。
ジャンプ力に優れた猫ですら億劫になる構造らしく、天然猫の寿喜が2階の部屋に行きたがらないのは、ひょっとすると「エアコン嫌い」だからではなく、「この階段が辛いから」なんて理由なのかもしれない。
ちなみに、これら寿喜が急な階段を上る写真を撮ったのが、半年以上も前になるが 2月5日(日)。
その夜の様子がこんな感じ。
賢明な読者のアナタであれば、もうピンと来ていることだろう。
そう、「従来の時系列に沿ったお話」シリーズも兼ねているのである。
仮住まいに引っ越して約1ヶ月が経ち、「ホント不便な家だなぁ」と改めて不満を募らせながら、あちこちを写真に納めたりしていたのだ。
【前話は 1月24日(火)のお話だった】
寿喜は前年11月の緊急入院以降、それまで日課としていた小倅の子守りを放棄していたのに、この仮住まいに引っ越し後は慣れない環境に少し不安を覚えたのか、以前のように小倅と一緒に過ごす時間が増えていた ───
なんてことを紹介していたが、さすがに1ヶ月も過ぎると不安も解消できたようだ。
小倅の「柵」の中にはあまり入らなくなり、再び一定の距離を保つようになっていた。
病により低下した体力を戻すためには、小倅の激しい動きになど付き合わず、ひたすら安静にしてチャージしようという考えだったのだろうか。
急な階段が嫌いなのかもしれない寿喜と無邪気な小倅にクリックを
コメント
脚立か!笑い事じゃないけど笑いました。
で、裕次郎の再来”でまた笑い、手足の短さをチャームポイントにしているで更に笑いました。
局長さんらしい文章ですね〜
こう言う文章が面白くて好きなんですよねぇ。よく思いつくなと感心しちゃいます😆
階段怖いですね💦
上から落ちたら真っ逆さま。小倅ちゃんが寝ぼけてって考えたら怖すぎる。
うちの階段何センチかと測ったら23センチの高さでした。嫁女房さんと同じチャームポイントプラスお年頃なので疲れる訳だわと納得しました。
にゃんこのことちゃんをも苦しめる階段、恐るべし。
まぐちゃんの件はゆっくりで大丈夫です。
クちゃさんの書いてること、そのまま私の感想です。
本当にユーモアのセンス抜群ですよね。
朝から笑わせていただきました。
取り壊した我が家の階段も、多分こんな感じでしたよ。
夜中に一度だけトイレに行こうとして足を滑らせて4段くらい尻餅で
滑り落ちました。背骨が折れたんじゃないかってくらい痛かったです。
局長さん達もあと少しの仮住まい生活でそんなことにならないよう
気をつけてくださいね。
マグちゃんのことも、クちゃさんとまったく同じ気持ちです。