火曜日の昼下がりに、こんにちは。
今日の関東地方は朝から大雨ですね。小倅の保育園への登園も、寿喜の通院も、雨だと何一ついいことがないので、梅雨が近付いていることに気が重い局長です。
─── さて、連日重苦しい話ばかりで恐縮だが、本日もその天然猫の寿喜の容体について。
状況が本当に良くない。
投薬している抗ヒスタミン薬も抗真菌剤も何も効果を示してくれない。
【昨日までの寿喜の状況をおさらい】
流動食と水をシリンジで飲ませているが、昨日からはそれすらも途中で苦しそうに拒むようになってしまい、想定している量の半分も与えられないように。
病院の治療と薬以外にも、ネットからの情報でトライしていることもあるのだが、残念ながら効果は表れない。
昨日、いつものようにインプッターで口の奥に薬を押し込むと ───
本気で指を噛まれた。
かなり強く犬歯で噛まれてしまい、しっかり穴が開きなかなか血が止まらないほど。
寿喜は本当に温厚な性格だ。
過去に噛んだり引っ掻いたりする攻撃行為は一度もなく、「シャー」という威嚇すらしない。
薬を飲ませることも、爪を切ることも、シャワーを浴びせることも、嫌がって抵抗はしても絶対に攻撃はしない。
その寿喜が本気で俺の指を噛む。
思うに理由は2つ。
口の中に異物を入れられることが今まで以上に辛いこと。
そして、痴呆なのか病によるものなのか、意識が混濁していること。
後者は、ここ3日間くらいで顕著になってきた。
俺のことも嫁女房のことも分からないようで、避けるのだ。
抱っこも嫌がるし、隣に座ると移動してしまう。
あれだけ甘えん坊だった寿喜がそうなってしまうことは寂しいし悲しいが、血が出るほど強く噛める力がまだ残ってくれていることだけは嬉しかった。
今日も嫁女房が小童と共に病院に連れて行き、院長先生といろいろ話して以下を合意してきた。
- 効果が出ていない薬はすべて止め、もう代わりの薬も処方してもらわない。
- 抗生物質や補液など、症状の悪化を防ぐものだけ最低限の服薬や処置に留める。
- 流動食も嫌がるならそれ以上は飲ませない。
- 水だけは多少の無理をしてでも与える。
内容から察することができると思うが、これ以上は「治すための治療はしない」という結論だ。
可能性があることはすべて試したし調べたが、残念ながら何も効果を出してくれないので、もう無理はさせられない。
ボロボロの状態で、よく頑張ってくれた。
無念。
本当に無念。
治すための“治療”を断念せざるを得ない寿喜に無念と涙のクリックを
【22:10 追記】
知らないうちにコメントが入力できないようになっていました。今しがた修正しました。
コメント
コト…おっちゃんはコトのこと大好きだぞ。
ゆっくり、ゆっくり時を過ごそうな。
わかばちゃんが寄り添っていますね。
局長さん達がそばにくることは避けても、わかばちゃんは避けない。
コトちゃんからの伝言を受けているのかな。
ここまでよくがんばったね、コトちゃん。
もうがんばれとは言わないけど、もしかしたらにかけて応援してるからね。
局長さんが噛まれるくらいとは…抱っこも嫌がるとは意外でした。コトちゃんは嫁女房さんのお膝でゴロゴロするのも好きだろうに…それだけ暗闇にいるかのようで周りが見えてないのでしょうね。匂いも分かりにくいだろうし。
コトちゃんはただただ安静にするしかないのかな。。じっとしてるか時に動くかもしれませんが、怪我とかにも注意ですよね。トイレは体力使いますし気を遣いますよね。
ギリギリでしょうが局長さんの友人の獣医師さんに聞くのもどうでしょうか。
コトちゃん、朦朧とするくらい辛いかもだけど、無理しないで少しずつね。
うまくいえなくてすみません。どうすることもできないのはわかるつもりです。それでも自分も僅かなもしかしたらに祈りたいです。
局長さんもこのところ
立て続けに悲しいお別れが
続いているので、なんて言葉を
かければいいのかわかりませんが、
局長さんは今も昔も生き物に
全力で寄り添ってらっしゃると思います
コトちゃんもそんな局長さんに
引き取られて幸せだったと
思います
愛する我が子が日に日に弱っていく姿を見守るしか術がないのは、どれほどお辛いことか
積極的治療は断念しても、生きる希望は残っています
動物が本能的にもつ、生きる力を信じています
ことちゃん、辛いね
でも、局長さん一家ともっと過ごしてほしいです
もう十分がんばっていると思うけど
ことちゃんのことだから「復活したにゃ」
って何事もなかったように、いつもの毎日に戻るよう祈っています
本当に辛い状態ですね。
でも肝臓も腎臓も機能が弱く代謝し辛いなら
寧ろお薬は逆にキツイかもしれませんね。
しんどい思いをしているのでしょうけど
それでもご家族の側が一番だと思います。