石像猫にいなに「癌」の診断|1月26日(火)【中編】

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火曜日の朝に、こんにちわ。
元巨人の澤村が、アメリカでも連続四球を繰り返しているようですね。残念です。局長です。

─── 昨日につづき、転院翌日、1月26日()の闘病記の続編を。

ポメラニアン真熊

にいぼん”こと石像猫にいなが、まさかの二日連続の日帰り入院となってしまい、ポメラニアン真熊と一旦帰宅することになった俺と嫁女房

にいぼんの緊急輸血に、寿喜は力になってあげることができなかったが、病院の供血猫である“コンブ”ちゃんに少しだけ血を分けてもらって、まずはフラフラした状態から脱することができれば。

寿喜

帰宅後は、やきもきしながら17:00の再診(にいぼんお迎え)を待っていたのだが、その前15:00に『H動物病院』(仮名)から電話連絡が入った。

石像猫にいな

前日の1月25日()、転院と同時ににいぼんの脾臓に見付かった出来物に対する「細胞診」の結果が出たとのこと。
「2~3日要する」と聞かされていたので、その早さに驚いた。

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結果は以下のとおり ───

細胞診の結果
  • リンパ腫=“”である。
  • 脾臓の中に腫瘍(リンパ腫)がある。
  • エコーにあった大きな影は脾臓。
    肥大化、ねじれ、変形、移動など、おかしな状態になっている。
  • 腫瘍(リンパ腫)の詳細は院外のセンターで別途検査。
    一週間ほど要する。
  • 前日はステロイドを投与したが、抗がん剤へ切り替える必要あり。
    但し、投与の可否は翌1/27(水)の貧血具合にもよる。

不思議な感覚だった。

石像猫にいな

」と聞いてショックな反面、これまで「貧血」という診断なのに日増しに衰弱していく様子に只々不安を感じていた“モヤモヤ”が晴れていくような、スッキリとした気分でもあった。

確かに癌は死に直結する病だが、抗がん剤放射線治療など治療方法もかなり確立されているので、にいぼんの状態を「一度だけ元の状態に引き上げる」という当初の希望は叶うものだと信じて疑わなかった。

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約束の17:00に再訪。

石像猫にいな

癌細胞にも種類があるため、そのタイプに合った抗がん剤の投与が必要だと言う。
しかし、外部での検査結果が出るまで一週間ほど掛かるため、それまでの間は『ロイナーゼ』(一般名:L−アスパラギナーゼ)という、副作用の少ない抗がん剤による応急処置を行うことに。

石像猫にいな

アレルギー反応のリスクがあるとのことで、先にアレルギー止め注射をし、その30分後に「ロイナーゼ」接種。

転院前の病院で「赤血球が減少している」と診断されたが、これは脾臓にある癌が赤血球を次々に壊してしまっているからだそうな。

石像猫にいな&寿喜

一日おきに打っていた“赤血球造血因子の注射”は残念ながら意味がなく、元凶である癌細胞をやっつけないと改善はなかったようだ。

そのため、この日の午前中に輸血はしたものの、それでも貧血が進行してしまう可能性があるということで、翌1月27日()の朝一で再診ということになった。

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このときはまだ「癌」という病を甘く見ていた気がする俺。すぐ良くなるものと信じていた。

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コメント

  1. ラブママ より:

    にいなちゃんに癌の宣告がされても、
    一方でこれまでの症状が納得できるという
    冷静な判断が出来たのは、
    いきなり癌と言われてもピンとこなかったせいも
    あったのでしょうか。
    また、病名がはっきりしたおかげで、
    治療法が見つかるはずだと期待もしますよね。
    これはやはり信頼できるお医者さまに
    診断を受けたおかげだと思います。

    とはいえ、お疲れが溜まっていた時期にこの診断は
    相当に辛かったとお察しします。

    まぐちゃんはお薬を飲んでいますか?
    わかちゃんはご飯を食べていますか?
    コトちゃんは元気になってきていますか?
    今日もエールを送ります❗️

  2. クッキー&ちゃちゃ より:

    癌は怖い病気だけど、治療できる病気ですから局長さんがそう思ったのも無理ないです。
    どこまで悪いのかはこの時点では分からない訳で。
    にいなちゃんの姿は本当に辛そうです。
    こんなに急激に癌も悪くなるんですね。我慢してて一気に悪くなったのかな。

  3. とりっこ より:

    今まで漠然とした診断しかされておらず、不安な中、どんどん弱っていくにいぼんを見ていたところへ癌という診断結果。
    とてもお辛かったと思います。

    詳しい検査結果がまだでも、治療方法が確立したことで前進できると期待もすると思います。
    癌は治る病気になって来ているとは言いますが、やはり局長さんの仰る通り死に直結する病気でもあるんですよね。

    この頃はとにかく毎日病院通いで局長さん、嫁女房さんも相当お疲れだったと思います。
    にいぼん、まぐちゃんも頑張りましたね。

    今日もみんなちゃんとご飯食べたかな?
    今日も局長家にたくさんエール送ります。

  4. つばめ11号 より:

    どうして具合が悪いのか分からない状況よりも
    原因が何か診断がついて気持ちがスッキリするってこと
    私も経験があったのですごくよく分かりました。

    とは言え、癌と診断されたのはショックだったと思います。
    徐々に大きくなっていたのが、いきなり悪さを始めたんですかね。
    にいな君の近くに寄り添うコトちゃん、にいな君の具合が悪いこと
    分かっているみたいな顔してますね。

    マグちゃん、コトちゃん、わかばちゃん
    みんなご飯ちゃんと食べて元気になってね。

  5. 黒字のかあちゃん より:

    お2人も原因がわかってショックだったと思います。
    辛かったでしょう😢

    にいなちゃんも辛そうです😢
    でもにいなちゃん本当に頑張ったね。
    局長ファミリーを見守っていてくださいね

  6. もんちゃん より:

    セカンド(サード)・オピニオンを経てようやく原因判明。
    原因がわかってよかったです。
    やはり他の意見も聞くって大事ですね。

    膵臓が肥大化やねじれなどの症状はやはり癌からくる症状だったのでしょうか。
    ねじれや移動ってなんというかすごい状況ですよね(語彙力なくてすみません!)
    にいなちゃん最後まで戦ってたんだね。

  7. くうぱぱ より:

    局長さんの感覚、私の思い込みかもしれませんが、わかる気がします。
    原因判明で、一瞬、道ができたと思いますよね。
    見えなかった敵が見えたのですから、戦えると思いますよね。
    やはり、まだ、目頭が熱くなります。
    局長さん、この文章書くことで、まだ、にいな君の癌と闘ってるように思えます。
    間違ってますかね…

  8. ATO より:

    とーーってもお久しぶりのコメントです。
    途中、まぐちゃんに会いにブログに訪問する余裕すらない時期も
    ありましたが…ずっと「ぽち!ぽち!」で応援していました。

    駒沢公園でちゃちゃちゃんと一緒に局長さんに抱っこしてもらった
    我家のシンバは、去年の2月に天国へと旅立ちました。
    最後の1年は本当に色々とありましたので、まぐちゃんとにいな君の
    闘病について読んでいると、毎日、胸が苦しくなります。

    私もシンバが天国へと旅立って間もない頃、「私だったら泣いてばかりで
    SNSなんてできない」と言われたことがありました。

    そして今日の、にいな君が癌の宣告を受けてショックな反面、モヤモヤが
    晴れていくようなスッキリとした気分でもあったことも、とても共感して
    しまい涙が溢れていました。
    私もサードオピニオンでようやく、シンバの状態を明確に宣告してくれる
    先生に会えました。とても辛い宣告でしたが、まさに私もそれまでのモヤモヤが
    晴れたことで安心したのを今でも覚えています。
    まぁ、その後も色々とありましたが…。

    局長さんの周りには頼りになるご友人等がいらっしゃるとは思いますが、
    やっぱり、嫁女房さんがいらっしゃることに、お1人ではないことに、
    勝手に安心しています。

    改めて、にいな君のご冥福をお祈りいたします。
    そして引き続き、まぐちゃんの闘病を陰ながら応援しています!
    ぽち!ぽち!

    ※長文失礼しました。

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