三歩進んで二歩下がる ～寿喜の定期検査の結果

土曜日の朝に、こんにちわ。
北京五輪の開会式は、残念ながら東京五輪よりも評判が良かったですね。今日はスキージャンプの予選ですね。レジェンド葛西が出場できなかったのが残念な局長です。

─── さて、昨日のつづきで、2月2日(水)の「一家総出」の通院レポートを。

ツンデレ三毛猫の稚葉と同様、経過が良かったので“２週に一度”から“月に一度”の通院にペースダウンさせてもらえた寿喜。

そのため、前回の1月5日(水)以来、一ヶ月ぶりの定期検査である。

【1月5日㊌の通院レポートはこちら】

念のため、前回までの推移を振り返ってみよう。

日付	肝臓 　ALT(GPT)	肝臓 　　 ALP	腎臓 BUN(尿素窒素)	腎臓 Cre(クレアチニン)
2021/10/13㊌	〇	〇	〇	〇
2021/10/27㊌	〇	〇	✖	〇
2021/11/10㊌	✖	✖	〇	✖
2021/11/24㊌	✖	✖	〇	〇
2021/12/08㊌	✖	〇	✖	〇
2021/12/22㊌	〇	✖	✖	✖
2022/1/5㊌	〇	〇	✖	✖

肝臓かんぞうと腎臓じんぞうの値が、それぞれ良くなったり悪くなったりを交互に繰り返すような“悪止まり”状態のまま、むしろ安定してしまっていた。

この下手な安定感から、通院ペースを落としてもらうことができたのだが、前回の通院から一ヶ月間の様子はというと、可もなく不可もなく、只々うるさく「いつもどおり」であった。

ということで、今回の検査結果は。まずは肝臓かんぞうから ───

二つの数値が共に上がって（悪化して）しまっていた。

• 「肝細胞障害」を示すALT(GPT)は、前回まで２回連続で少しずつ下がり（改善し）“156U/L”となっていたが、今回は再び上がり（悪化し）“182U/L”に。
  昨年10月27日以降、一時的な降下はあるものの、トータル的に見ると上昇傾向に見える。
• 「胆汁うっ滞」や「胆道疾患」などを示すALPは、前回“32U/L”と安定していたが、今回はまだ基準範囲（正常値）内にいるものの、“41U/L”に戻って（悪化して）しまった。

重要視すべきALT(GPT)の数値が、再び上昇傾向に転じてしまったことは、院長先生としても「いただけない」結果だったらしい。

次に、腎臓じんぞうの結果は ───

こちらも重要視すべきCre（クレアチニン）の数値が上がってしまっていた。

• BUN（尿素窒素）は、前回“52.7mg/dl”とやや上がった（悪化した）ものの、今回は再び下がり（改善し）“50.9mg/dl”という数値だった。
• Cre（クレアチニン）も、前回“2.27mg/dl”とそこそこ高い（悪い）値を出していたが、今回はさらに悪いほうに更新してしまい“2.42mg/dl”という過去２番目の記録を出してしまった。
  Cre値は、昨年8月11日以来、なだらかだが明らかに上昇カーブを描いてしまっている。

よりによって、肝臓・腎臓とも、二つある数値のうち重要なほうが悪化してしまうという結果に。

これが、単に抗がん剤の副作用によるものか、それとも“癌”の進行に起因するものなのかは、現時点では分からないとのこと。

【副作用を最初に確認したときに記事はこちら】

結果、再び“２週に一度”の通院スパンに戻されることになってしまった。
「慎重に経過を観察をしたい」という院長先生からの提案だった。

せっかく稚葉がいい快復傾向を見せたというのに、寿喜は残念な状況に。

「三歩進んで二歩下がる」というヤツかな。
当の本人（猫）はというと、上述のとおり日々辛そうな様子もなく、至って元気なのに････