アニマルコミュニケーション|ポメラニアン志熊の一周忌【中編】

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三連休の中日に、こんにちは。
ロスの大規模な山火事被害がえらいことになっていますね。アメリカは定期的にこうした山火事がある印象です。日本ではあまりないけど、その違いってなんなんでしょう。局長です。

─── さて、昨日 1月11日()は、親父宅で暮らしていたポメラニアン志熊しぐまの一周忌だった。

黒ポメラニアン志熊
(2019年8月16日 撮影)

親父は、幸せな日々が突如として強制終了されて、1年が経過した今もなお深い悲しみのどん底にいることは昨日綴ったとおり。
それは我が家も同じで、親父と志熊による幸せな姿がもう見られないことが未だ受け入れ難い。

登場人物紹介
黒ポメラニアン志熊

志熊(しぐま)
局長家の黒ポメラニアン“真熊まぐま”の息子。
千葉県は外房の片田舎で、局長の親父と暮らしていた。
2024年1月11日に僅か11歳で原因不明の急逝。
☞ 詳しいプロフィール

天然猫の寿喜

昨年の6月、天然猫の寿喜ことぶきが突然の不調に陥り、最後の戦いを強いられることになった際に、寿喜の今の気持ちを確認するために、信頼できる筋から紹介された「アニマルコミュニケーション」を受けた ── ということを少し前に紹介したが、実はこの際、志熊へのセッションも併せてお願いしていた。

用語説明アニマルコミュニケーション

日テレの『志村どうぶつ園』に何度か出演した動物と話せる女性“ハイジ”さんで有名になった、言葉が話せない動物たちと心を通わせ、気持ちを読み取るスキルのこと。
ペットが考えていることを人間の言葉に変換して飼い主へ伝えたり、亡くなったペットの思いや気持ちを飼い主へ伝達したりする。

登場人物紹介
天然猫の寿喜

寿喜(ことぶき)
局長家のオス猫で、元野良猫で推定16歳のド天然。
肥満細胞腫ひまんさいぼうしゅ」という“”と慢性腎臓病まんせいじんぞうびょうと戦っていたが、2024年6月から口内トラブルにより体調を崩し、7/29に永眠。
詳しいプロフィール

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だが、その結果はなかなか親父に伝えられなかった。

黒ポメラニアン志熊

悲しみに暮れているところに、感情をかき乱すような情報を投下することは、傷口に塩を塗り込むことになるのでは ── という懸念があったからだ。

そこで、8月のお盆休みに親父宅を訪れた際に、それとなくジャブを打ってみた。

小倅と親父

結果を聞く気はあるか、遠回しに確認をしてみたのだが、「一応聞いてみようかな」といった反応と理解できたので、初めての本人(犬)がいない志熊の誕生日の直後にLINEで送ってみた。

黒ポメラニアン志熊

ちなみに、親父は俺以上のリアリストなので、この手のスピリチュアル系のことには、俺同様に後ろ向きで懐疑的である。
内容によって「当たっている」「外れている」がある ── ということを事前に伝え、信じるも信じないも親父の自由だと念押しした上で送った。

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聞き手
聞き手

どういう状況で死んでしまったの?

志熊
志熊

心不全

聞き手
聞き手

急だったんだね。
苦しくなかった?

志熊
志熊

うん、なんか突然だった。
そんな時間なかった。
あっと言う間だった。

志熊の突然死について、直前に精密検査をしてくれていた我が家のかかりつけ医に「考えられる死因」を確認した際、「確率論的に推測すれば“不整脈”」という回答を得ていた。
不整脈は心不全の一つの原因なので、ここは事実と合致しているようだ。

聞き手
聞き手

何かおじいちゃんに伝えることある?

志熊
志熊

ぱぱ?

うん、大好きだったよ。

いつも遊んでくれたし、構ってくれたしね。

聞き手
聞き手

何して遊んだの?

志熊
志熊

散歩。
あと抱っこもしてくれた。
優しかったけど怒ることもあったよ。

聞き手
聞き手

幸せだった?

志熊
志熊

幸せって、良く分からないけど、
十分楽しんだし、ぱぱも楽しかったと思うよ。

聞き手
聞き手

急に亡くなって、
パパはガッカリしてるんじゃない?

志熊
志熊

うん、そう、泣いていた。
でも、それはどうすることもできなかったよ。

聞き手
聞き手

何か不満はあった?

志熊
志熊

不満?
そうね。ぱぱが寝坊すること。
お腹すいているのに寝坊するから、怒った。
わんわん吠えた。
朝ごはんは重要だよ。

ここは、俺も嫁女房も疑問符が付いた。
何度も紹介しているとおり、志熊は“食”への欲求が皆無なので、ごはんの催促をすることなど絶対にないのだ。
また、親父も老人だけあって朝は早い。

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聞き手
聞き手

おじいちゃんパパに何か言っておくことある?

志熊
志熊

新しい犬飼ってもいいよ。

聞き手
聞き手

パパはそんな話してるの?

志熊
志熊

だって、寂しいみたいだから。

聞き手
聞き手

他に何かある?

志熊
志熊

ありがとうって言っておいて。
僕たちが作った幸せな思い出で、僕のことを覚えていてください。
ぱぱへ。

以上のやり取り結果を送信したところ、親父からは ───

親父
親父

膀胱結石除去手術のあとは志熊を叱ったことはないよ。
不憫過ぎてね。

という一言だけ返ってきたが、それ以外の深堀りは一切なかった。

黒ポメラニアン志熊

志熊の「優しかったけど怒ることもあったよ」というコメントへのアンサーらしいが、やはり志熊の件でキャッチボールすること自体が辛いのだろう。

このアニマルコミュニケーションの結果に対し、親父が救われたのか、逆に苦しんでしまったのかも分からず、ひょっとしたら余計なことをしたかなと懸念している・・・・

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今回も当てはまる部分とそうではない部分があった。信じるか信じないかも個人の自由なんす

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コメント

  1. クッキー&ちゃちゃ より:

    占いみたいに当てはまる部分は信じて当てはまらないのはスルーと思えばいいのかな。
    いいところだけ信じるとか。
    今回ご飯の催促のところは当てはまらないなと私も思いました。
    しぐまくんの事も聞いていたんですね。
    無邪気なしぐまくんの思いが聞けて良かったのではないでしょうか。
    新しい犬飼ってもいいよは、ちょっと寂しいです😂

  2. つばめ11号 より:

    散歩途中の抱っこされている志熊君、めっちゃ可愛いです。
    ここはいつも抱っこだからって安心しきっている感じが伝わってきますね。

    コトちゃんの時より当てはまる部分が少ないように感じました。
    ふたりで過ごした楽しい思い出は、この会話だけでは伝えきれなかったでしょう。
    でも、志熊君がたくさんしゃべらなくても、
    お父さん心にはしっかり記憶に刻まれているんだなと、返信を読んで思いました。

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