火曜日の昼下がりに、こんにちは。
昨日のフジテレビのやり直し会見、むしろ質問した記者の“質”を疑うケースのほうが多かった印象です。質問というより自分の考えをただ演説するヤツがあまりに多くて。局長です。
─── さて、再び「従来の時系列に沿ったお話」の続きを。
前回は不自由な仮住まい生活中ながら、新居の竣工を目前にしていた2023年9月10日(日)のことだったが、今回はその2週間後である 9月24日(日)のお話。
前々日 9月21日(木)~22日(金)の2日間で新居への引っ越しを終え、山積みの段ボールを前に途方に暮れていた頃である。
- Day.1
- Day.2
- 番外編
引っ越しに合わせて新たに導入されたドラム式の洗濯乾燥機に興味津々の小倅。
当時まだ2歳の小倅は、新居に引っ越してきたということをどこまで理解できていたのか。
この約1ヶ月、仮住まいでもここでも常にパンダが描かれた「引っ越しのサカイ」の段ボールに囲まれる生活に、困惑することはなかったのだろうか。
体力を持て余して大騒ぎする小倅の相手をしながらも、俺と嫁女房が段ボール開梱と片付け地獄に忙殺されていた中、15時過ぎにインターホンが鳴った。
まだ入居2日目で、「ピンポ~ン」という音色にも慣れていない中でモニターを見ると、なんと写っていたのは“隣のお婆ちゃん”。
何事かと思いドアを開けると、「新しい家を見せろ」と言う。
新居の玄関ドアには、スマホで施錠と開錠ができる機能があり、そのユニットが内蔵された箇所のカバー部分をインターホンのボタンだと勘違いしたらしく、午前中から何度か来てはそこを押し続けていたそうな。
一向に反応がないから不思議に思っていたら、ようやく正規のボタンを発見したらしい。
突然のお婆ちゃんの登場に、天然猫の寿喜もやや戸惑い気味。
それまで退屈に耐えられずに大騒ぎしては俺と嫁女房の作業の妨害ばかりしていた小倅には、スマホを渡して動画を見せていたのだが、お婆ちゃんが来て話し掛けられても尚、スマホに夢中でほぼシカトのような不義理を働く始末。
こういった礼儀には人一倍うるさい俺は、当然だが ──
テメェこら!
眼球にレモン汁でも搾ってやろうか!
と大激怒。
そんな流れで小倅はこういった泣き顔に。
以降も、こちらの事情や予定を一切顧みないお婆ちゃんによる“強制ルームツアー”に、家族一同が付き合わされることに。
「3階も見たい」と言うので、「3階じゃなくて屋上なんだ」と説明しながら、鉄骨階段を上ってもらい屋上へ。
「自分の家の屋根を見るのは初めて」と嬉しそうなお婆ちゃんだが、こっちとしては当時98歳のご老体に鉄骨階段を上らせることがヒヤヒヤものだった。
そうそう、お婆ちゃんは大正15年(1926年)生まれの当時97歳だと思っていたのだが、実は大正14年(1925年)生まれだった。
つまり、今年2025年で100歳。
金さん銀さんと同じ領域の人がこんな近くに存在していたなんて。
まだパンダ柄の段ボールに占拠されたままの新居をすべからく見て回り、ようやく満足したお婆ちゃんは自宅へ戻ることに。
本当に、何もこの日じゃなくて良かったのに。
もう少し片付いてから来てほしかった・・・・
こうして、新居での新生活2日目は予定していなかった“強制ルームツアー”に踊らされっぱなしだったが、よくよく考えると親族以外で屋上に初めて上ったのは、98歳のお婆ちゃんということになるな・・・・
強引な手段でルームツアーを強要してきたお婆ちゃんにクリックを
コメント
98歳とは思えない後ろ姿です。
今年100歳⁉️
凄いです。階段を上がれるのも凄いです。
杖もついてないし。
隣にこんな立派な家が建ったら見たいですよ〜
「新居の玄関ドアには、スマホで施錠と開錠ができる機能があり」
すごーい!
全館空調もそうだけど、羨ましい機能がたくさんですね!
隣のおばあちゃん、かくしゃくとしていますね。
階段の上り下りを苦も無くできるなんて本当にすごい!
好奇心旺盛なところが若さの秘訣なんでしょうかね。
網戸越しでしか会えなかったコトちゃんに直接触れることができて
双方幸せそうですね。
我が家も、まだ片付いていない頃掟破りの突撃ルームツアーがありましたよ。
従兄とその母親92歳。突然訪ねてきてびっくりしました。
長寿の人に来てもらうのはめでたくて、いい家になりそうな気がします。
おばあちゃん、楽しそうですよね。屋上から景色を見下ろす後ろ姿、とても98歳には見えないですね。もしかしたら、おばあちゃんの健康は寿喜君の恩返しかもしれないですね。
それと、ぽちっとする写真の寿喜君、
「これ子倅、そろそろスマフォやめないと怒られるぞ…」
と、言っていそうなお顔してますね。