火曜日の昼下がりに、こんにちは。
静岡県伊東市もネガティブなニュースで全国区になってしまい、市民の方々も複雑な気持ちでしょうね。『ハトヤ』ホテルのいい印象を上書きしちゃったかな。局長です。
─── さて、乱れに乱れまくっていた「時系列」も、ほぼほぼタイムラグがなくなってきた。

念のため「まだ記事化できていないお話はなかったか」と過去の画像フォルダをさかのぼっていると、もはや時系列云々ではないくらい昔の未公開画像が何点か発掘された。
せっかくだから、自分の記憶の呼び起こしも兼ねて放出してみようと思う。
これは今から5年前、2020年3月11日(水)の我が家(旧宅)のリビングでのひとコマ。

まだ小倅も小童も生まれていない、動物たち4匹と俺と嫁女房による4匹+2人生活だった頃だ。
当時は“弟気質”全開だった天然猫の寿喜が、石像猫にいなが愛用しているかまくら型ベッドをことごとく横取りしてしまい、にいなのストレスがMaxに達しかけていたので、また新たに買い足したところ、やっぱり“新しいもの好き”の寿喜が執拗に狙う ── という攻防が繰り返されていた。
- 前編
- 後編

寿喜(ことぶき)
局長家のオス猫で、元野良猫で推定16歳のド天然。
「肥満細胞腫」という“癌”と慢性腎臓病と戦っていたが、2024年6月から口内トラブルにより体調を崩し、7/29に永眠。
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にいな
局長家のロシアンブルーみたいな雑種猫。♂
普段はピクリとも動かず、その色味から石像にしか見えない。
2021年2月3日(水)、15歳10ヶ月の生涯を閉じた。
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そして、上記の前後編を経た翌日の姿がこれだった。

結局、中ににいながいようとお構いなしで強引にかまくらに体をねじ込んでいた寿喜。
このほぼ1年後に小倅が生まれ、さらに8ヶ月が経過した2022年1月30日からは例の“子守り””始まったことを考えると、よくぞこれだけのワガママ放題な生き方から、あそこまで“兄貴肌”に短期間で変貌できたものだ。
一方のにいなは、この10ヶ月半後には虹の橋を渡ることになった。

コロナ禍が始まったばかりの当時は、今後の世の中への不安ばかりで、まさかそんなに早くににいなとの別れが来るなどとは夢にも思っていなかったので、人生とは本当に分からないものだ。
ここから2週間くらいが経った3月下旬から首都圏で外出自粛要請が出され、4月7日には「緊急事態宣言」が発令されるなど、世界中の人たちが「それどころじゃない」という日々を送っていた。

気密性も断熱性もないスッカスカの旧宅での3月はなかなかの肌寒さだったはずだが、それでも暑さに耐えられなくなったのか、本来の住人であるにいなが先にドロップアウト。
結局はこれまでのかまくら同様、寿喜が奪い取る形に。
─── と、当時の記憶も鮮明な様子で綴ってはいるが、実際にはかなり曖昧である。

画像を見れば、そのとき何が起きていたのかは「事実」としては把握できているので、それを綴っているだけで、この2匹のやり取りをどんな思いで見守っていたのか、どんなリアクションを取ったのかは「記憶の蓋」のおかげでまったく覚えていない。
【寿喜のこともあまり思い出せない「記憶の蓋」】
だが、「記憶の蓋」に邪魔されながらも、一つだけ分かることもある。

当時すごく幸せだったこと。
性格が違い過ぎる3匹の猫たちと、我が家の中心的存在だったポメラニアン真熊との毎日に嫁女房も加わって、俺を含めた全員が幸福感を増していたのだ。

今となっては小倅や小童のいない生活など考えられないが、それでもふと4匹みんなが元気だったあの頃に戻りたいな・・・・と考えてしまうことがある。
それはそうと、ツンデレ三毛猫の稚葉までが、どさくさ紛れににいなのための新しいかまくらに入り込んでいたんだな。

稚葉(わかば)
局長家のメス猫。
ゴリゴリの野良猫出身で推定14歳。
病の治療の甲斐あって最近増量中。
☞ 詳しいプロフィール
小倅が1歳になる頃もにいなが生きていてくれたら、寿喜は兄貴肌にはならなかったのかな。
コメント
あの頃に戻りたい…
ですよね。
ホントそう思います。
久々に昔のブログに戻ったみたいで、なんだか懐かしい気持ちになりました。
このころはコトちゃんワガママ全開でしたもんね。
にいな君がその犠牲者で、わかばちゃんは我が道を行く。
5年後に全く違う家族構成になるなんて思ってもみなかったです。
コトちゃんは新しもの好きだから、にいな君がいても何にゃこれは?って
新入りの小倅君に近づいてきていたと思います。