9月最初の花金に、こんにちは。
今日は台風15号が日本列島を横断するという予報ですが、どうなることやら。とりあえず屋上のパラソルやプールなどの備品は飛ばされないよう対策しておきました。局長です。
─── さて、『熊猫犬日記』が今でもペットブログでいられるための唯一の存在がこの猫。

そう、我が家で唯一の“獣”となってしまったツンデレ三毛猫の稚葉。
亭主や兄たちに先立たれ、独りぼっちになってしまったが、それでも頑なに“弟”たちの面倒は見ようとしない、我が道を行くドラ猫である。

稚葉(わかば)
局長家のメス猫。
ゴリゴリの野良猫出身で推定14歳。
病の治療の甲斐あって最近増量中。
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しかし、何度か紹介したとおり、最近ではツンデレから“甘えん坊”へのキャラ変を目論んでいるらしく、俺や嫁女房に対しては今まで以上に甘えてくるようになった。
平日の昼間は、在宅勤務中の嫁女房の膝の上が“定位置”となっている。

嫁女房(よめにょうぼう)
局長の女房。
喜怒哀楽の“怒”が抜け落ちている女。
「スタバ」が大好きな30代OLでこのたび二児の母に。
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嫁女房的にはこの状況は非常に足が疲れるらしい。

ちなみに稚葉は、書斎に俺と嫁女房の2人がいる場合は絶対に俺の膝には乗らない。
“嫁女房派”としての矜持もあるのだろうが、それ以上に俺のゴツゴツした膝の上よりも、嫁女房のムッチリとした太もものほうが物理的に気持ちいいのだろう。

しかし、たまにタイミングを間違えて、こんなピンチに自ら陥ってしまうこともある。
どうしても仕事が終わらず、夜になっても書斎にいた嫁女房の膝の上に、昼間と同じノリで乗ってしまったところ、まだ寝ていなかった小倅が勢いよくやって来てしまったのだ。

小倅(こせがれ)
局長の息子で、“人間”では長男。
2021年3月4日生まれの4歳。
『きかんしゃトーマス』にドハマり中の保育園児。
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当の小倅は稚葉に興味を示さず、むしろ存在にも気付かない様子で嫁女房に話し掛け続ける。
しかも、ここまで距離を詰められてしまったために、稚葉としては下手に飛び降りることもできなくなり、ただ膝掛けブランケットのようにそこに存在するしかなかった。

21時になり、嫁女房が小倅を寝かし付けに入ると、書斎を後にして2階のリビングへ移動。
俺が自分の寝室で床に就いていたら一緒に寝ようという、都合よく嫁女房と使い分ける魂胆だろうが、あいにく俺の夜はまだまだ長い。

すると「なんだよ、使えねぇな」くらいのテンションで、ラスカルの上で強引に丸くなり始める。
ソファにそのまま寝そべればいいものを、何ゆえそんな不安定な場所で丸くなろうとするのかは分からないが、とにかく俺がまだ寝ようとしないことには大いに不満があるようで不貞腐れている。

こうして、“甘え猫”という新たなキャラクターを模索中の稚葉だが、唯一変わらないのが「超ワガママ」という性格面。
“三つ子の魂百まで”というやつかな。
猫の記憶力ってどんなレベルなのだろう。亭主だったにいぼんのこと思い出したりするのかな
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