金曜日の朝に、こんにちわ。
今日で育児休暇(育休)が終わります。土日を挟んで週明けからは仕事復帰です。
後ろ髪を引かれる思いとは、まさにこのことですね。局長です。
─── 尚も筆が進まない、“にいぼん”こと石像猫にいなの「最期」のお話。
“隣のお婆ちゃん”が帰り、癌による体の痛みが少し和らいだらしく、再び俺の腕の中で力なくもたれ掛かるにいぼん。
【前話の振り返り】
時刻は13:00を少し回ったところ。
少し呼吸は速いが、38回/分で一応正常値には納まっている。(正常値は20~40回/分)
お婆ちゃんの声が届いて、気持ちが落ち着いたのだろうか。
この間、にいぼんがいつ“向こう側”へ連れて行かれてしまっても本人(猫)に後悔が残らないよう、抱っこした状態で家の中を歩き回った。
大好きだった寝室のベッドにも少しだけ横にならせてあげ、“定位置”だった洗面台の上に足の肉球だけ触らせ、筋トレの監視に勤しんでいた和室を回り・・・・
縁起でもないことをやっているようだが、それくらいにいぼんの状態は悪かった。
すると、ちょうど14:00 ───
身重の体ながら一人で定期健診へと出掛けていた嫁女房が帰宅した。
なんとか間に合った。
朝、家を出るときの
じゃぁね、行ってくるね、にいぼん。
急いで帰ってくるから絶対に待っててね!
という声掛けが最後のやり取りにならなくて本当に良かった・・・・
しかし、ここで緊張の糸が切れ掛かってしまったのか、またも体の痛みが再発してしまい苦しみ出すにいぼん。
俺の腕から無理やり下り、例によって少しでも痛みの和らぐ体勢や場所を求めてフラフラしながらも動き出し、IKEAチェアの下に潜りこんでしまった。
ここまでのにいぼんの状況
- 10:30頃窓際から俺の元へ
- 11:55頃癌による体の痛みが再発
- 12:15頃隣のお婆ちゃんを呼ぶ
- 12:40頃体の痛みが和らぐ
- 13:00頃抱っこで家の中を回る
- 14:00頃嫁女房が帰宅
- 14:20頃体の痛みが再発、IKEAチェアに潜り込む
固いフローリングの上では余計に痛いんじゃないかと肌掛けを敷くも、さらに奥へ奥へと這っていってしまう。
意識は完全に混濁している。
この間も寿喜は、苦しむにいぼんに気付く様子もなく、にいぼんが潜り込んだIKEAチェアで気持ち良さそうに熟睡していた。
人間には理解の及ばない、猫同士の“お別れルール”や“死への認識”みたいなものがあるのだろうが、この光景は見ているのが辛かった・・・・
嫁女房も間に合い、最後の家族勢ぞろいができた我が家にクリックを
コメント
せっかく動画をアップしてくださったのに、
わたくしは見ることができませんでした。
ごめんなさい。
嫁女房ちゃん、間に合ってよかったですね。
にいなちゃんも頑張って待っていたのでしょう。
にいぼんの好きな場所を回ってあげられたんですね。にいぼん、好きな場所ありましたもんね。
嫁女房さん、間に合って良かったです。
にいぼん、頑張ったね。
私が今まで見落としていたのか、お腹の部分にあたる場所の黄色いのはにいなちゃんのお腹(肌)ですよね。あんなに黄色くなっちゃうんですね…
嫁女房さんが帰ってくるまで頑張ってたんですね。
お父さんに好きな場所まわってもらえて良かったね。
嫁女房さんが間に合ってよかったです。
にいな君が大好きだった場所、あちこち連れてあげてったのも
とてもいいことだと思いました。
見えていなかったかもしれないけど、感じていたんじゃないかなと思います。
何よりも、お父さんに抱っこされての特別扱いですもの。嬉しかったでしょう。
嫁女房ちゃん間に合って良かった (o^^o)
にいな君も辛いのに本当によく頑張ったね
お腹が黄疸のせいか黄色くて どれだけ体が痛かったのかと思うと言葉が思いつかないです
にいぼんは嫁女房さんが朝に声をかけた意味がちゃんと分かっていたんですね。
ちゃんと嫁女房さんが帰ってくるまで待っていたにいぼんは本当に偉かった。
局長さんと大好きな家を回れたのもとても嬉しかったと思います。
たくさんの思い出が詰まった場所だったでしょうから。
思うように言葉が出てきません…
にいな君、大好きな家族勢ぞろいまで待ってたんですね。。
にいな君❕❕頑張ったぞ❕❕やっぱりにいな君は強い子だ❕❕
嫁女房さん
間に合って良かったです。
にいなちゃん頑張って待っていたんだね。
もう涙が…