復調の兆し？ 数値上は絶好調｜寿喜の定期検査の結果

新しい週に、こんにちは。
今日は「１２３」の日ですね。だからなんだという感じですが、こういう数字の並びをけっこう喜んでしまう局長です。次は2月22日に大騒ぎします。

─── さて、ずいぶん間が空いてしまったが、あのレポートの最終章を。

12月27日(火)に行った、年内最後の動物たち３匹の定期検査の結果報告。
最後は、天然猫の寿喜ことぶき編。

ご存知、「肥満細胞腫」という“癌”に侵され、つい先日は急性腎障害からの「尿毒症」に倒れ、９日間の緊急入院をしていた推定15歳、且つ満身創痍の猫である。

ここ数日、その入院に至る経緯や入院中の様子などの「振り返り」レポートを綴っており、それでいて同時並行で直近のお話なんかも綴っているので、ちょっと内容が混同してしまうかもしれない。

そこで、念のため以下のとおり時系列を整理してみよう。

以上の状況での、11月30日(水)以来、一ヶ月ぶりの血液検査。
退院後の様子を見ている限り、何かが大きく改善した雰囲気はなさそうだが、結果はいかに。

【念のため11月30日の検査結果をおさらい】

まずは、本丸の腎臓じんぞうから ───

Cre（クレアチニン）、BUN（尿素窒素）共に下がってくれた。

• Cre（クレアチニン）は、入院中の24時間の静脈点滴で少しずつ下降したのち、前々回からは “4.19mg/dl” に再び微増していたが、今回は “3.55mg/dl” まで改善。
• BUN（尿素窒素）は、入院中に多少の下降は見られたものの、再び “125.9mg/dl” という高い数値まで上がってしまっていたが、今回は一気に “81.9mg/dl” まで改善。

週２回の点滴通院が効果を見せ始めたのだろうか。

とはいえ、Cre（クレアチニン）の数値はまだ“３”台なので、入院前の“２”台まで下がってくれることを期待しつつ、今後も通院を頑張らねば。

次に、肝臓かんぞうの数値はというと ───

こちらも、ALT(GPT)、ALP共に下がってくれている。

• 「肝細胞障害」を示すALT(GPT)は、入院中の24時間点滴の効果なのか一気に基準範囲（正常値）内に納まり、退院後は再び上昇（悪化）してしまったが、今回は “54U/L” という入院前よりもいい数値に。

• 「胆汁うっ滞」や「胆道疾患」などを示すALPも、入院期間中に一気に下降し、退院後に上昇というカーブを見せていたが、いずれも基準範囲内に落ち着いてくれており、今回も “29U/L” とさらに安定感を見せている。

ALT(GPT)は何が起きたのか、むしろ入院前よりも良くなってしまっている。
一過性のものではなく、このままずっと基準範囲（正常値）内に納まってくれてほしい。

最後に、体調のバロメーターである食欲と直結する体重は ───

またも下がって、過去最軽量を更新してしまった。

食欲は完全に入院前の状態に戻って、日々よく食べているのだが、体重としては増えてはいない。
腎臓の障害に起因するものなのか、それとも癌によるものなのか････

当の寿喜の様子はというと ───

上述のとおり食欲もあるし、お通じも良く、大声での“文句”も言うようになり、ほぼ入院前のコンディションに戻っているように見えるのだが、どういうわけか小倅こせがれの子守りだけはしてくれない。

【入院前は一日２セットの子守りをしてくれていた】

それどころか、小倅を避けているようにすら見えてしまう。
寿喜の中で何か心境の変化でも起きているのか。

また以前のように「柵」の中で一緒に過ごす光景を見たいのだが････