良くない状況がつづく･･･｜寿喜の定期検査の結果

12月最初の花金に、こんにちわ。
サッカーＷ杯、とんでもないことになりましたね。日本があの無敵艦隊に打ち勝つとは。コスタリカ相手に7-0で圧勝したスペインを。衝撃が止まない局長です。

─── さて、11月30日(水)に行った動物たち３匹の定期検査の結果レポート続編を。

本日は、天然猫の寿喜ことぶき編。

ご存知、「肥満細胞腫」という“癌”に侵され、つい先日は急性腎障害からの「尿毒症」に倒れ、９日間の緊急入院をしていた推定15歳、且つ満身創痍の猫である。

ここ数日、その入院に至る経緯や入院中の様子などの「振り返り」レポートを綴っており、さらに、まだレポートとしてアップしていない日も多いので、ちょっと内容が混同してしまうかもしれない。

そこで、念のため以下のとおり整理してみよう。

以上の状況での、一週間ぶりの血液検査。
日々の様子を見ている限り、あまり改善はなさそうだが、結果はいかに。

まずは、本丸の腎臓じんぞうから ───

重要な数値であるCre（クレアチニン）は、やはり３～４台で下がり止まったままだ。
11月8日の検査で急上昇が判明してから、入院前の水準には程遠いレベルでの推移がつづく。

• Cre（クレアチニン）は、入院のきっかけとなった “7.62mg/dl” への急上昇から、24時間の静脈点滴で少しずつ下降してはいるものの、“3.56mg/dl” まで下がったのを最後に再び微増し、現在は “4.19mg/dl” で停滞。
• BUN（尿素窒素）は、Creと同じく入院のきっかけとなった11月8日の「測定不能」から、入院中に多少の下降は見られたものの、再び上がってしまい、今回は “125.9mg/dl”。
  “110mg/dl” 辺りで下がり止まってしまった感じだ。

引きつづき通院での点滴で少しでも良くなることを目指すしかないらしい。

腎臓や癌の悪化の代表的な症状が「食欲不振」なので、体調のバロメーターである“食欲”が旺盛なことだけが救いだ。

次に、肝臓かんぞうの数値はというと ───

重要な数値であるALT(GPT)が少し上がって（悪化して）しまっている。

• 「肝細胞障害」を示すALT(GPT)は、入院中の24時間点滴が何らかの効果をもたらしたのか、一気に基準範囲（正常値）内に納まってくれていたが、退院後は再び上昇（悪化）してしまい、今回は “136U/L” に。
• 「胆汁うっ滞」や「胆道疾患」などを示すALPも、入院期間中に一気に下降し、退院後に上昇というカーブを見せているが、いずれも基準範囲内に落ち着いてくれており、今回も “32U/L” と安定している。

とはいえ、入院前を同じくらいの水準での推移なので、そこまで深刻ではないようだ。
むしろ、ALT(GPT)は入院中だけ基準範囲（正常値）内に納まってくれていたことを今さら認識。

最後に、体調のバロメーターである食欲と直結する体重は ───

下がってしまっている。
よく食べている印象があるのだが、体重としては増えてはいない。

だが、入院前に最初に食欲不振が起きて激減したところからは、グラフ上ではかなり下がっているように見えてしまうが、数値にしたら僅か100gなので、これから徐々に増やしていこう。

といった感じで、退院したからといって予断を許さない状況がつづく寿喜。

再び一日２回、せめて１回だけでも小倅こせがれの子守りができるきらいに快復してもらえるよう、ケアをつづけなければ。