幹細胞再生医療の施術日が正式決定｜2月20日(月)・前編

木曜日の朝に、こんにちは。
九州・四国を除いて、今日は久しぶりに梅雨らしい空模様になるようですね。昨日までに梅雨明けしてくれても良かったのに。局長です。

─── ３日ぶりに、ポメラニアン真熊まぐまの“最後の戦い”を「記録」に残す作業の続編を。

自宅の建て替え計画を依頼している建築会社との打ち合わせに真熊も同伴し、引っ越し以前の散歩コースもしっかり歩いて帰宅すると、16日(木)の朝以降は治まっていたはずの、意識障害による“部屋中をウロウロ歩き回る”という行動が再発してしまった。

翌日、「余命１週間」の宣告を受けて６日目の 2月20日(月)。

前夜は、リビングに置いた丸ベッドに「柵」を設置して真熊を寝かせていた。
7:40、真熊がゴソゴソと起き出したところで、すでにリビングで活動を開始していた嫁女房が外に連れ出しオシッコをさせる。

その後は、朝ごはんを食べることもなく、再び丸ベッドに戻りずっと眠り続ける。

前週は、真熊の絶不調からの余命宣告だけでなく、小倅こせがれの胃腸炎による保育園お休み、嫁女房の一年で最大の繁忙期 ── という３つの不運が神懸かり的なタイミングで重なっていたと何度か綴ったが、この日は嫁女房の繁忙期の最終日で、且つ最も忙しい日だった。

とはいえ、我が家の状況的に出社するわけにもいかず、在宅勤務のまま対応。

その間、俺は間違っても小倅が奇声を発したりしないよう制御しなくてはならなかったのだが、幸いにも真熊が熟睡していたので、小倅を家から連れ出して大好きなバスに乗せてあげるという方法で子守りをしていた。

11:30、嫁女房の「一年で最大の仕事」が無事に終了したところで、小倅の子守りを代わってもらい、俺は真熊を連れて点滴のために動物病院へ。
ここで院長先生から改めて幹細胞再生医療について、「施術は25日(土)」との報告を受ける。

幹細胞の冷凍ストックを購入する外部機関では、休み明けのこの日が正式な受注日。

ここから初めて３営業日を掛けて幹細胞ストックの解凍から出荷まで作業に入るというのだが、さらに運が悪いことに23日(木)が祝日であるため、最短でも24日(金)にバイク便で出荷しての病院到着になると言うのだ。

「それなら到着後するに施術を」というお願いもしたのだが、以前にも綴ったとおり、治験の一環として幹細胞を提供するため、病院側への「〇〇処理をせよ」等々の要求条件も厳しいらしく、どうやっても翌25日(土)の施術となってしまうと言う。

15日(水)に「余命１週間」の宣告を受けた真熊にとって、25日(土)は余命11日目に当たる。
あまりに長い････
外部機関の“お役所仕事”に、ここへ来て祝日の１日がとてつもなく重く圧し掛かる。

真熊の様子は、余命を宣告された15日(水)から比較すると、引っ越し以前の散歩コースを歩くときだけ別人(犬)のような力強さを見せるものの、明らかに体調は悪化している。
食欲もさらに落ちてきているし、意識障害も再発している。

「施術まであと６日間」という日数を真熊が乗り切れるのか、俺も自信がもてなくなっていた。

つづく････