祝日の朝に、こんにちは。
三連休の最終日ですが、楽しんでいますか? 昨日が予想以上の猛暑で、意識が朦朧としていた局長です。今日中に荷造りを終わらせなければならず、非常に焦っています。
─── そんなバタバタした毎日の中だけど、このお話を進めておこうと思う。
記憶が薄れてしまう前に残しておきたい、ポメラニアン真熊の“最後の戦い”の「記録」。
ここ一週間くらいは、引っ越しもあるので簡易更新が続くと思うので、その前に少し更新を。
「余命1週間」の宣告を受けて9日目となる 2月23日(木)。
「仮死状態なのでは」といった僅かな望みも、動物病院での死亡宣告により打ち砕かれてしまったが、真熊は体をきれいにしてもらい、死化粧もしてもらった。
亡骸となってしまった真熊を抱えて、病院を後にし ───
その足で、ある場所へと直行した。
解体工事や「地鎮祭」が終わった我が家の跡地。
真熊が15年半という長い時間を過ごした場所である。
「余命1週間」を宣告されて、みるみる症状が悪化してからも、歩き慣れたこの家からのコースを散歩させると、不思議と足取りもしっかりしてくれていた。
まるで、この土地からエネルギーをもらっているようにすら感じるくらいに。
だから散歩が終ったあとは、「真熊に力をください」と祈るような気持ちで、更地になったこの土の上に真熊を抱っこしたまま立ったりしていた。
人知を超えた“何かの力”が作用するのでは・・・・ なんて非現実的な思いにすがるしかなかった。
結局、2日後に迫った「幹細胞再生医療」の施術を迎えることなく力尽きてしまったが、それでもこの1週間たくさんの力をくれたことのお礼だけでも伝えたかったのだ。
ここに建つ新しい家に、みんなで戻って来たかった・・・・
その後、仮住まいに無言の帰宅を果たした。
この家に移り住んで、1ヶ月と23日。
きっと真熊にとっても、なんら思い入れなんてないであろう場所に、こんな姿で戻って来なければならかったことは無念だっただろう。
“にいぼん”こと石像猫にいなの闘病期間に、底冷えを防ごうと、かまくら型ベッドを“高床式”にするために購入したIKEAの「人形用ベッド」を再び引っ張り出してきて、真熊をそこに寝せた。
そして、この服を掛けた。
真熊にとっての“正装”であった、新選組のダンダラ模様の羽織り、つまり隊服。
オフ会などの公の場に出向く際には、真熊にとっての「フォーマル」として常に着せていたお馴染みの衣装である。
このときの自分の気持ちやテンションについては、何一つ記憶がない・・・・
僅かな望みも潰えて無言の帰宅となってしまった真熊に哀悼のクリックを
コメント
病院の帰りに家のあった場所に向かったんですね。
まぐちゃんがずっと住んでいた場所、散歩したりサイクリングしたり思い出がたくさんの場所。
工事の打ち合わせに参加してたまぐちゃん、どんな家が建つのか想像したかな。
仮住まい、局長さんや嫁女房さんが居るんだからきっと楽しかったと思いますよ。
まぐちゃんの正装は新撰組のこの衣装ですね!本当に良く似合っていて、クッキーも真似して買っちゃいました。
再生医療間に合わなかったのは本当に残念です。たらればを考えても仕方ないですがやはり考えてしまいます。
マグちゃんと言えばこの衣装ですね。よく似合ってました。
でも、私が一番印象に残ってるのは駒沢公園で着ていた
メロンパンのようなベストです。
あれも可愛かったな~
局長さん達と一緒なら、仮住まいも楽しかったでしょうね。
新しいおうちに一緒に帰れたらよかったけど、きっと時々遊びにきて
あちこち探検するんじゃないかな。
泣きはらした局長さんの顔がいたたまれないです、
せめて長年暮らしてたご実家なら…
という思いも痛いほど
わかりますが、
局長さんがいる場所であれば
そこがどこであろうと変わりわないんじゃないでしょうか、
そんな気がします、、、
だって局長さんの腕の中で逝けたんですもの
まぐちゃん
本当に残念でなりません😢
新しい家にはチョコチョコ帰ってくると思いますよ🌱
そこには大好きな父上
嫁女房さんが居るんだもん。
きっと気配を感じるはずです