土曜日の昼下がりに、こんにちは。
小泉進次郎氏が総裁選への出馬宣言をしましたね。経験値が問題になっていますが、今までの自民党のお爺さん方による政治が変わるのなら、是非見てみたいと思う局長です。
─── さて、昨日の続きで天然猫の寿喜について、「月命日を迎えた心境」の最終章を。
実は、2ヶ月間におよぶ闘病生活の中で、信頼できる筋からの提案と紹介で「アニマルコミュニケーション」なるものを受けていた我が家。
だが、“その中の寿喜”が語ったのは、
もう天国に帰るから、放っておいてほしいにゃ。
という、予想だにしない言葉だった。
奇しくもこの日は病院で、治療の効果がまったく見えないことから、これ以上は「治すための治療はしない」、「症状の悪化を防ぐものだけ最低限の服薬や処置に留める」という方針に無念の転換をしたところだった。
だが不思議なことに、寿喜がこの「治療拒否」をアニマルコミュニケーターに伝えた直後から、それまでずっと詰まっていた鼻が通り出し、僅かながら食欲を思い出し始める ── という“復活への奇跡”を思わせる変化が生じた。
そのまま容態は落ち着き、久しぶりの熟睡に。
当時のリアルタイム記事では、事実だけをサラッと綴ったが、実際にはアニマルコミュニケーションが何かしらの影響を与えて、復調の兆しを見せたのではないかと考えていた。
あまりにもジャストタイミングだったので。
その後は当時も綴ったとおり、猫の本能から籠もっていた1階の一室での生活をやめ、再びリビングに戻ってきたりと、復調を予感させる様子でもあった。
どう見ても寿喜には「生きる意思」があるじゃないか。
やっぱり、この手のものは信じるに値しないんだよ!
元々半信半疑だった俺は、“その中の寿喜”が言っているという言葉については信じることなく否定していたのだが、実は数日前に驚くようなことが起きてしまっていた。
【2階での生活に戻り復調を予感させていた寿喜】
まだ3歳児の小倅 ───
それなりの会話はできるものの、その日に保育園であったことを、俺たちが理解できる内容で説明することはできないレベル。
寿喜の状況に対しても、「コト、お口が痛いの?」という認識しかできておらず、命の危機に直面していることも、そもそも「死」についても理解できていない。
そんな小倅が、おもむろにこんなことを言い出した。
コト、もう頑張れないって…
愕然とした・・・・
アニマルコミュニケーションで、“その中の寿喜”が言った内容と同じことを、3歳児の小倅がいきなり代弁したのだ。
前話で綴った「奇妙な一致」が思わぬところで起きてしまった。
よく、子供の頃は本来見えないものが見えると言うが ───
確かに小倅にはその手のことが何回か起きている。
まだ2歳のときに、亡くなった義父について「じぃじがいた」「ちゃんとごはん食べてるか?って言ってた」といったことを突然言い出すことが何度かあった。
そいえば、このアニマルコミュニケーションの直後にも、似たようなことを言っていた。
毎朝の日課として、保育園に行く前に寿喜の様子を見に来ては、「コト大丈夫?」と語り掛けるのだが、この日は間髪おかずに「コト、大丈夫じゃないって」と笑顔で俺たちに伝えてきた。
そんな“実績”のある小倅が唐突に言い出した言葉となると、嫌が応にも現実味を帯びてしまう。
生きようと必死に頑張っているようにしか見えない寿喜だが、実際にはもう生きることを諦めているというのか?
もしくは、自分の死期や寿命を何かの“摂理”のように理解できているのか?
俺も嫁女房も混乱するばかりだったが、仮に寿喜がそう言っていたとしても、現実的には容態は快方に向かっているのだから、むしろ「生きることを諦めるな!」という心境だった。
ひょっとしたら、「終活」と言いながらも、なんとか元の生活に戻そうと必死になっている俺や嫁女房に対して、小倅を介して「もういい」とたしなめる意味で伝えようとしたのかもしれない。
こんな調子で、「終活」と「復活」のどちらにも揺れる天秤のような気持ちで、俺たちは寿喜と向き合っていたのだが ───
それでも俺が同時並行で“心の準備”をできたいたのは【前編】で綴ったとおり、医療の面では「やるべきことはすべてやった」と言い切れるからだ。
今回はそう思える・・・・
自分の死期を理解していたかもしれない寿喜に哀悼のクリックを
コメント
子供ってそういう能力があるって言いますよね。
小倅ちゃんがそう言うのはことちゃんの言葉だったのかもしれません。
アニマルコミュニケーターの言葉よりそうなのかなと思います。
ずっと側にいて会話してきたもんね。
子供の話で、似たような経験があります。子倅ちゃんもコトちゃんから何か受け取ったのかもしれないですね。
局長さんの一言 2か月の限界突破を忘れない で、また涙です。😭
小倅君、コトちゃんが倒れる前から一緒に遊んで
ふたりでいっぱい喋ってましたものね。
本当にコトちゃんの声が聞こえたんじゃないかな。
その言葉がどういう意味なのか分かっていない小倅君が言うから
余計に真実味があったんじゃないかと思います。
寿喜君、神様からの使いだったのかもしれませんね。
局長ファミリーがご先祖様、そして神様に守られていると強く感じました。