退院を阻む深刻な腎性貧血|11月15日(火)

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今年最初の土曜日に、こんにちは。
正月休み明けの久しぶりの社会復帰はいかがでしたか? とはいえ、また今日から三連休で“リハビリ期間”に突入ですね。実にいい暦の作り方ですよ、我が国は。局長です。

─── さて、またも間が空いてしまったが、例のレポートを再開。

入院中の猫

そう、天然猫の寿喜ことぶきが先月緊急入院した件の備忘録を兼ねた「振り返り」である。

現在、リアルタイムでの通院記事も同時並行しており、話が行ったり来たりして混乱を招きかねないので、振り返りレポートの時系列を以下のとおりまとめてみよう。

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改めて、11月15日()のお話 ───

入院中の猫

入院8日目

前日14日()につづき二日連続での面会だったが、この日は嫁女房小倅こせがれはおらず俺一人。
実は、そもそも面会のつもりではなかったのだ。

登場人物紹介
天然猫の寿喜

寿喜(ことぶき)
局長家のオス猫。
元野良猫で推定15歳のド天然。
「肥満細胞腫」という“”と戦っている。
詳しいプロフィール

【この日までの腎臓の数値の推移】

少しずつだが腎臓じんぞうの数値(主にクレアチニン)も下がってきて、且つ自発的にごはんを食べられるまで食欲が回復してきたので、院長先生から ───

院長先生
院長先生

このまま数値が安定していれば、明日退院しましょう

という言葉をもらっていたのだ。

しかし、この日の退院はなくなった

入院中の猫

入院中、クレアチニンの数値と共にずっと重点項目として経過を見ていた「腎性貧血」が一向に良くなっていなかったのだ。

血液の「ヘマトクリット値」という数値が、基準範囲の下限が「30%」のところを、前日14日には17%まで下がっており、この日はさらに“15%”まで低下していた。

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入院中の猫

これが10%を切ったら「すぐに輸血」と言われていたのだが、このままではそれも時間の問題なので、退院はせずに“造血剤”の投与を行い、なんとか食い止める作戦に。

入院中の猫

この腎性貧血も、腎臓疾患に由来しているのではなく、寿喜の抱えている骨髄に転移して血液を作らせないようにしている ─── という、“癌が赤血球を壊してしまっている可能性”も考えられるという。

入院中の猫

そうなると、造血剤の投与も効かない。
この「癌による骨髄機能の破壊」は“にいぼん”こと石像猫にいなの最期でも経験したから痛いほどよく分かる。

入院中の猫

一緒に帰るつもり満々で迎えに来ていただけに、この結果のショックは大きかった。

こうして、またも寿喜は一人(匹)病院に置いていかれることに。
俺は後ろ髪を思い切り引っ張られるような思いで、病院を後にしたのだった。

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とはいえ俺に対して怒る元気はある姿に二発目を。
今日の一言

一週間以上も病院の狭いケージの中で過ごしていた寿喜の心境たるや。不憫で仕方なかった…

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コメント

  1. 匿名 より:

    コトちゃんらしい台詞からいつものコトちゃんみたいに思っちゃいますが、めっちゃ病的な顔が見えます😭辛いだろうに辛いだろうに窶れてますものね

  2. クッキー&ちゃちゃ より:

    腎臓の数値はグラフで見ると順調に下がっているだけに退院出来ないのはショックでしたね💦
    ことちゃんも帰りたいだろうし、まさに後ろ髪を引かれる思いですね。
    それにしても、癌による骨髄機能の破壊って怖いです。言葉だけみても怖い💦
    最近のことちゃんはどうですか?
    食欲はありますか?

  3. とりっこ より:

    退院の迎えのつもりで来院してのこの結果はショックですね
    しかもにいぼんも同じ経験をしているだけに…

    この時のことちゃん、体も心も疲弊しているようにやつれてしまっていましたね💦
    見ていて胸が締め付けられます😢

    新しいお家でストレスがなるべく少なく過ごせているといいな、と思います。
    最近のことちゃんは食欲ありますか?
    少し回復してくれていることを願っています。

  4. つばめ11号 より:

    とても苦しい時期だったんですね。
    連れて帰れると思ってきたのに、一人で帰らなきゃならなくなったなんて。
    局長さんが一人で帰って、嫁女房さんもがっかりしたでしょう。
    でも、帰ると強く主張し目の前でご飯を食べてくれたことは救いでしたね。

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