3月最終日に、こんにちは。
つまり、2024年度の最終日ということですね。3月に卒業した学生たちも「今日までは学籍があるから問題行動を起こすな」とか言われたことでしょう。局長です。
─── さて、昨日の続きで、従来の時系列に沿った2023年10月30日(月)のお話。

我が家のかかりつけの動物病院で「バースデー健康診断」という年に一度の“人間ドック”ばりの精密検査を受けるために、外房の片田舎から遠路はるばるやって来た親父とポメラニアン志熊。
この新居が竣工して初めての来訪となった。
【前話のおさらい】
到着するなり挨拶代わりのウ〇コした志熊のお尻を拭かされる俺。

この年の2月末にポメラニアン真熊を失っていた俺にとっては、犬のお尻を拭くことも実に8ヶ月前ぶりだったのだが、どんな感じで拭いていたかも思い出せず、初心者のような手つきになっている自分に驚いていた。

真熊(まぐま)
局長家の黒ポメラニアン。♂
小さな子供や小型犬が大嫌いな器の小さな15歳。
2023年 2月23日(木)、15歳10ヶ月の生涯を閉じた。
☞ 詳しいプロフィール

親父は「建もの探訪」に夢中で家の周りを右往左往しており、持参しているであろう志熊愛用のお尻拭きを受け取ることができず、仕方なく嫁女房に言って真熊が使っていたものを出してもらったのだが、さすがに8ヶ月間も経っているのでカッピカピに干からびており、水で濡らしながら使いなんとかきれいに吹き上げたのだった。

次は、家に上げる前に足をきれいに洗う。
ここでも俺が複雑な思いに駆られていた。
新居の玄関ポーチに設けた外用水栓 ───

玄関ドアの手前、目隠し用衝立の真裏に設置されているのだが、言わずもがな散歩から帰宅した真熊が足をきれいに洗ってから家の中に入れるよう、この動線に用意したもの。
しかも、かなり考え込んで選定して仕入れた一品だった。
普通だと、このような仕様になる。

ボウル状の「パン」なので、真熊を抱っこしてここに入れて足を洗うことになる。
若い元気な頃なら自分でぴょんと中に入れるかもしれないが、シニア年代になってからはそうもいかないだろう。
そこで、こういった歩いてそのまま乗れるパンを選定したのだった。

パンの部分は水道用品メーカーとしては有名な「カクダイ」製。
ペット用のすのこ型で、表面には滑り止めが施されている。
網目状でもないので、足が落ちたり挟まったりする危険性もない。
水栓金具にもこだわった。

一般的なものだと蛇口が付いているだけなので、水が上からジャバジャバ落ちてきて、下手をすると背中に掛かってしまったりもする。
そこで、ハンドシャワーが付いて、しかも混合水栓でお湯が出る「LIXIL」製のこれを選定。
冬の寒い時期でも真熊の足に真水を掛けることなく、きれいに洗えるように。

結局、真熊がここで足を洗うことはなかったが、こうして真熊の子供である志熊の足を洗うことができたので、「やっぱりこの組み合わせを選んで良かったな」と無念さが少しだけ浄化できたような気持ちになった。

足もお尻もきれいになったところで、ようやく新居の敷居をまたぐ。
まだ竣工1ヶ月で神経質になっていたので、念のため志熊にはマナーベルトを着けた。
志熊には「ウレション」という大きなリスクがあるからだ。
そして、将来の親父の部屋に通す。

車の運転ができなくなり、あの片田舎での生活が成り立たなくなった時点で我が家に合流する想定で、この親父用の部屋を用意していた。
年齢的にもそう遠くないうちに移り住むのだろうと考えていたので、数年後には志熊ともここで一緒に暮らすものだとイメージしていた。

こんな光景が庭先から毎日見れると思っていただけに、悲しみを新たにする。
最近かなり低迷していますが、ここ⇩をクリックいただけると俄然やる気がアップします。
旧宅では真熊が散歩から帰ってきたとき、どうやって足をきれいにしていたのか思い出せない
コメント
外用水栓 、こんな素晴らしいのが出来たんですね。
写真みたいなのが普通はついてますが、これは特別ですね。
お湯まで出るとはびっくりです。
まぐちゃんの事を考えて作られたまぐちゃんの為の水洗。使って欲しかったな。
でもしぐまくんが使ってくれて良かったです。
しぐまくんがマナーベルトを着けてるのはウレション対策だったんですね、なんて可愛いのでしょう。
犬のお尻ってふくんですか?
あらぁ、拭いたことないです😅
もちろん、う◯こが付いてたら拭きますけど😆
足は赤ちゃん用のお尻拭きで拭いてますが…
外の立水栓がこんなおしゃれで考えられたものだったとは。
我が家のは、まさに“普通だとこのような仕様”のものです。
昨日の宅配ボックスの設置位置といい、本当にいろいろ考えて
家を建てたんだなと感心して読みました。
マグちゃんはできなかったけど、志熊君の足を洗えたし
志熊君の部屋で笑顔の写真を残すことができたのは救いですね。