新しい週に、こんにちは。
米国のトランプ大統領による相互関税のおかげで世界中に新たな混乱が広がっていますね。なぜ米国の民意はこんなにも“独裁者”カラーの強い彼を選んだのやら。局長です。
─── さて、従来の時系列に沿った2023年10月30日(月)のお話を再開。

我が家のかかりつけの動物病院で「バースデー健康診断」という年に一度の“人間ドック”ばりの精密検査を受けるために、親父と共に外房の片田舎から遠路はるばるやって来たポメラニアン志熊だったが、到着するや否やオカンの墓参りのために北千住へと出掛ける親父に置き去りにされ、日中は不貞寝で過ごすことに。
【前話のおさらい】

ちょうど1ヶ月前に竣工したばかりのこの新居には初来訪だった志熊からしたら、初めての場所にいきなり置いてけぼりにされたのだから、そりゃ不貞腐れるのも無理はないが、保育園から帰宅した小倅と遊んだことで機嫌も良くなったようで、俺が仕事から帰宅するとこの笑顔だった。

日中、不貞寝する志熊の相手を一人でさせられた嫁女房は、志熊のテンションを見事にV字回復させた小倅と労をねぎらい合っていたのか、鉄骨階段でこんなよく分からない状況になっていたが、とりあえず俺は放置することに。

小倅(こせがれ)
局長の息子で、“人間”では長男。
2021年3月4日生まれの4歳。
『きかんしゃトーマス』にドハマり中の保育園児。
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嫁女房(よめにょうぼう)
局長の女房。
喜怒哀楽の“怒”が抜け落ちている女。
「スタバ」が大好きな30代OLでこのたび二児の母に。
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小倅と遊んでいる最中に親父も戻って来たらしく、俺が帰宅した頃には案の定、親父の足元から離れなくなっていた志熊。
持参した晩酌のアテをキッチンで自ら用意する親父の様子を見守りながら、行き倒れのような姿でくつろぐ。

生まれながらに社交性は高いし、到着してからもずっと知っている面々に囲まれていたとはいえ、やはり初めての場所ということもあり親父がいないことが不安だったのか。
俺が描く“アザラシ”そのまんまのようなその風貌は安堵に満ちた顔になっていた。

そういえば、千葉の親父宅では毎回志熊にきりきり舞いさせらてきた天然猫の寿喜は、なぜここに志熊がいるのかと“文句”を言いつつも、ちゃんとリビングには留まりながら付かず離れずちゃんと見守ってくれていたようだ。
【やたら志熊に好かれている寿喜】

寿喜(ことぶき)
局長家のオス猫で、元野良猫で推定16歳のド天然。
「肥満細胞腫」という“癌”と慢性腎臓病と戦っていたが、2024年6月から口内トラブルにより体調を崩し、7/29に永眠。
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その後は、持参した晩ごはんも済ませ、食卓のベンチで親父の隣に陣取りながら晩酌に付き合う。
早いもので2ヶ月前の 9月3日(日)で11歳になっただけあり、いつの間にか目の下にも白い毛が混じるようになった志熊。

しかし、独りぼっちで置いて行かれたことは、実は我々の想像以上に志熊にとって過酷な時間だったのか、いつしか抜け殻のような姿になっていた。

ちなみに寿喜は、その後も文句を言い続けていた。
まだ寿喜本人(猫)すらこの新居での新生活に慣れていない状況だというのに、自身の安息を脅かす存在の志熊が突然やって来たことに嫌な予感しかしなかったのだろう。
この新居ができた当時は寿喜と志熊も健在だったんだよな。ずっと昔のような感覚になってる
コメント
見慣れた面々が居たけどやはりしぐまくんにはじぃじなんですね^ ^
ずっと側を離れないのはまぐちゃんとは全然違いますね。
まぐちゃんは局長さんの所に戻らなかったですから🤭
マンガ風、久しぶりに見ました。
まぐちゃんが可愛くて面白いです。