花金の昼下がりに、こんにちは。
今日は阪神淡路大震災から30年という節目の年なんですね。大学生の頃、朝のニュースで高速道路が横倒しになった映像を見たときの衝撃は今も覚えています。局長です。
─── さて、本日も「従来の時系列に沿ったお話」の続きを。
昨日は2023年6月30日(金)のことだったが、その後の出来事は時系列を無視して先に記事として消化されていき、お次は2ヶ月後の 9月4日(月)のお話。
まだ不自由な仮住まい生活中の、とはいえ新居の竣工を目前にしていた頃である。
【当時のリアルタイム記事】
当時も何度となく綴っていた仮住まいの“脆弱なエアコン事情”のおかげで、まだ残暑が厳しい9月初旬の夜は小倅も汗だくだった。
週末は嫁女房の実家に“疎開”して暑さを凌いでいたが、平日はこうして熱中症と隣り合わせの生活を送っていた。
そんな蒸し暑い夜なのに、なぜか天然猫の寿喜と小倅は寄り添って遊んでいる。
当時は寿喜が“子守り”に精を出してくれていたが、週末に2日間も会えなかったから、月曜日のこの日は暑くても一緒にいたかったのだろうか。
そうこうしていると小倅が、おもちゃ箱からガスコンロらしき筐体を取り出してきて、おもむろにフライパンを乗せる。
そういえば、直前まで目玉焼きっぽいものを触っていた。
『こどもちゃれんじ』の付録だった料理関連のおもちゃだ。
寿喜もこれから何が始まろうとしているのか困惑した様子だが、とりあえず小倅のことを信用している感はにじみ出ている。
次に、寿喜の前に慣れた手つきでお皿を並べる。
寿喜もじっと動かず、小倅のするがままにして見守っている。
すると、並べたお皿に何かを盛り始めた。
フライパンでの加熱調理をしていたはずだが、まるで「ヘイ、お待ち」とばかりに寿司屋みたいな所作で、手づかみのまま料理を提供しているではないか。
どうやら配膳が完了したらしい。
奥のお皿にはドーナツらしきもの。
手前のお皿には、ハンバーグとニンジン、もう一つはおでんの三角揚げか?
そして、無造作に置かれたゆで卵。
「さっきの目玉焼きはどこ行った!」と思わずツッコミを入れるところだ。
「もういいよね?」とばかりに、無言のまま俺に何かを訴えながら席を立つ寿喜。
十分だ。
ここまで対応してもらっただけで、しっかり仕事をしてくれたぞ。
1分後には、このおままごとを忘れてジグソーパズルを始める小倅。
小倅は寿喜に料理を振る舞ったことに、寿喜は3日ぶりに小倅と遊んであげたことにそれぞれ満足したのか、納得感が漂う表情を浮かべる2匹。
こうして1年以上前の出来事を振り返りながら、俺は涙を堪えていた。
寿喜は、いつも俺たち夫婦に代わって小倅の遊び相手をしてくれていた。
よくよく考えると、こんなこと当たり前じゃない。
猫が幼児の子守りを、こんなクオリティで代行してくれるなんて。
寿喜が元気なうちに、もっと感謝を伝えておけば良かったと心の底から後悔している・・・・
いつも一緒にいた寿喜と小倅の仲良し兄弟に慈しみのクリックを
コメント
確かに犬と子どもが一緒に遊ぶのは普通にありそうだけど、猫は逃げるイメージです。
局長さん家は逆ですね、まぐちゃんは塩対応、ことちゃんは面倒見がいい^ ^
この日も暑い中ちゃんとお話ししながら遊んでますもん。
ことちゃん凄いな〜
誰も教えてないのに面倒見てくれるなんて。
仮住まいはほんと過酷でしたね😵
夏は疎開してたなんて今じゃ考えられないですね!
コトちゃんが子守りをする姿を見慣れているので
猫もそういうことをする子もいるんだと思っていました。
が、これは当たり前じゃないんですね。
コトちゃんすごいな。
小倅君との相性もとても良かったんでしょう。
小童君にはわかばちゃんがいるじゃないですか。
にいな君っぽいところが出てきたら、わかばちゃんがピタッとくっついて
面倒見るようになります・・・なるかも・・・なるといいな。。。
改めて琴ちゃんって凄いニャンコだったんだなぁと思いながら涙が出そうでした😂
それにしても仮住まいの暑さは尋常じゃなかった様子が小倅くんの頭の汗でわかります よく耐えましたね👏
今は快適なマイホーム🏠 いいなぁ😊