8月ですよ、こんにちは。
すでに猛暑続きだというのに、これからがいよいよ夏本番なんて意識が遠のきますね。局長です。
─── さて、本日は8月1日(金)。

賢明な読者のアナタならすでにピンと来ているどころか、昨年のこの日から指折り数えて365日間のカウントダウンをしていたことだろう。
そう、本日は当『熊猫犬日記』連載スタート記念日である。

2009年のこの日に、当時いろいろあって気持ちを紛らわす目的で始めた連載も、気が付けば本日で丸16年・・・・
生まれた子供が高校1年生になるだけの年月を続けてきたとは、我ながらビックリだ。
ということで、この16年間をざっくりと振り返ってみることにした。

毎年、大なり小なり様々な出来事が起きているのだが、中でも当ブログの変化点になったり、大きな影響を与えた事項をかいつまんで挙げてみよう。
長年応援してくださっているアナタも、是非一緒に振り返っていただければ、これ幸い。
『熊猫犬日記』連載スタート
記念すべき『熊猫犬日記』の初投稿。
当初はまだアライグマ千寿を含めた動物たち4匹の「紹介」的なお話が多かった。
オカン急逝
少しずつ読者が増え始めた矢先、元気だったオカンが急逝した。
ここから予期せぬ形で親父の片田舎での一人暮らしが始まってしまい、以後の家族の形にも変化が生じることとなった。
『その後のサザビー』オフ会、通称「サザオフ」に初参加
自分でブログを始める以前からずっと好きだったペットブログ『その後のサザビー』のオフ会に初めてエントリーした。
これを機に、他のペットブロガーさんや犬好きさんとの交流が一気に広がっていった。
東日本大震災
俺は出勤中だったため、ポメラニアン真熊と石像猫にいな、天然猫の寿喜の3匹が留守番している日中に大きな地震に見舞われた。
コメント欄を解放したり資材を送ったり、このブログでも何かできることはないかといろいろ模索していたが、無力さを感じるだけだった。
ドッグカフェ『Smiley Smile』デビュー
その後、真熊にとってお気に入りの場所となるドッグカフェ『Smiley Smile』を初めて訪れた。
これをきっかけに、“チップ家”や“むらも”など、たくさんの地元の愛犬家やその犬たちとの出会いや交流が始まった。
ポメラニアン志熊が誕生|真熊が父親に
当ブログ内で真熊の花嫁を募集した結果、いいご縁に恵まれて交配をすることに。
志熊、ノアン、大和の3匹が誕生し、真熊が晴れて父親に。
命の尊さや、小さな命がもつ影響力を心の底から感じる出来事だった。
志熊が親父の養子に
真熊の子供3匹のうち、長男を引き取って「志熊」と名付け、翌日には千葉の親父の元へ。
子供ができたことも伝えずに抜き打ちで連れて行き、強引に養子縁組をさせた。
この志熊の存在が、片田舎での独居になっていた親父の生活を180°変え、充実した幸せに満ちた毎日を送るようになっていった。
稚葉が家族の仲間入り
首から血を流しながら、我が家の庭先に出入りするようになった三毛猫を捕獲して、病院に連れて行き治療を施したところで、そのまま家族の一員として迎えることに。
ツンデレ三毛猫の稚葉として、我が家の紅一点(?)という存在に。
「自宅ドッグラン」造成
雑草取りなどの手入れが追い付かずジャングルと化していた我が家の庭を、更地にしてから芝生を張り、「自宅ドッグラン」として有効利用することに。
数ヶ月におよぶ大掛かりな作業の末に、ようやく完成した。
「熊猫犬オフ会」開催
ずっとリクエストはされていたものの渋り続けていたオフ会の企画を、「最初で最後」と銘打ってついに実行することに。
“熊猫犬ファミリー”や仲のいい読者さんにも手伝ってもらいながら、200人以上を動員する大規模イベント「熊猫犬オフ会」として無事に成功した。
「自宅BBQ」企画スタート
「自宅ドッグラン」として整備した我が家の庭に、“熊猫犬ファミリー”を招いてBBQを開催。
これを機に、メンバーは変われど我が家での定番企画になっていった。
「駒沢公園で会いましょう」開催
オフ会まではいかなくとも、「どこかの場所でお会いしましょう」「お時間があれば来てください」くらいのラフな会合として「会いましょう企画」をスタート。
その第一弾を、駒沢公園で開催した。
「大阪は鶴見緑地で会いましょう」開催
「大阪でもオフ会をやってくれ」というリクエストが多く届いていたため、鶴見緑地をバトルフィールドとした「会いましょう企画」を実施。
チップ家、サヨちゃん、ブラザーKという布陣で大阪へ乗り込んだ。
アライグマの特集でまさかのテレビ出演
TBSの夕方のニュース番組『Nスタ』から、昨今大きな問題になっているアライグマの特集を組みたいからと取材依頼が入り、我が家で応じることに。
恥ずかしながら全国ネットの地上波にこの姿を晒してしまった。
「駒沢公園で会いましょう」開催
前年に続き、駒沢公園で「会いましょう企画」を開催。
誰もお手伝いを伴わず単身での開催となったが、それなりに人も集まってくれた。
「つのだ☆リフォーム」実施
猫たちによってボロボロにされて、いつしか“開かずの間”となっていた我が家の和室を、「つのだ☆ひろ似の大工」として名を馳せていた“こんこん”を動員して大掛かりなリフォームを行うことに。
丸2日を要して和風モダン風に仕上がった。
「京都で会いましょう」開催
ドッグランや広い公園での従来の「会いましょう企画」ではなく、「京都で一緒にお花見しましょう」という初の試みを実施。
関西の読者さんやその犬たちと京都の桜を楽しんだ。
「仙台で会いましょう」開催
東日本大震災から5年、復興が続く東北の地で何かできないかと考えていたことから、「会いましょう企画」で仙台へ遠征することに。
初めての東北の地でも多くの読者さんとその犬たちに会えて嬉しかった。
「大阪で会いましょう」開催
2年ぶりとなる鶴見緑地での「会いましょう企画」を実施。
関西の読者さんに運営スタッフをお願いしての開催となったが、たくさんの人に集まってもらうことができて、夜は飲み会までお付き合いいただいた。
「局長、世界を歩く」プラハ・ウィーン編
職場の永年勤続20年表彰でもらった旅行券を使って、チェコのプラハとオーストラリアのウィーンの2都市を巡る一人旅に。
人生初のヨーロッパ旅行に少し人生観が変わる思いだった。
「駒沢公園で会いましょう」開催
2015年以来、3年ぶりの駒沢公園での「会いましょう企画」を実施。
志熊を預かる予定があったので、多くの読者さんに「熊猫犬オフ会」以来の志熊に会ってもらうべく、その日に合わせて開催した。
局長、まさかの結婚
「結婚できない男」の異名を欲しいがままにしていた俺だが、人生とは分からないもので、よもやの結婚をすることに。
何より、このときから嫁女房が当『熊猫犬日記』に登場するようになった。
「嫁女房日記」スタート
俺がブログ更新作業の時間が取れないときなどの代打の切り札として、嫁女房が自ら綴る『嫁女房日記』がなし崩し的にスタート。
本人は困惑しながらも、今日現在ですでに投稿は55回に達している。
局長と嫁女房の結婚式
真熊がリングドッグを務めたり、こじんまりしながらもアットホームな式を挙げた。
志熊も蝶ネクタイを付けて参列し、念願の「犬連れ結婚式」を実現できた。

新型コロナウイルス蔓延
中国は武漢を発生源とする新型コロナウィルスが世界中に蔓延し、日本でもかなりの行動規制が設けられるようになり、真熊とのお出掛けすらままならない事態に。
家の中での巣ごもり生活が始まった。
「熊猫犬日記」リニューアル
SNSの台頭によるブログ文化の衰退もあり、各社が運営する無料ブログにサービス終了が相次ぎ始めたことから、自分でサーバーとドメイン、CMSを用意して完全オリジナルブログとして運営していくことに決め、引っ越し(兼)リニューアル作業を実施。
この時点で記事が4,000本を超えていたことから、かなり大掛かりな作業となった。
オレンジ色の新型「セレナ」納車
お馴染みのオレンジ色の愛車「セレナ」も、気が付けば乗り始めて15年が経過し、また車検を通すのかを熟考した結果、このタイミングで新型に買い替えることに。
選んだ新しい愛車は、またもオレンジ色の日産「セレナ」だった。
石像猫にいなが死去
2005年に職場で保護されてから16年弱という長い年月を共にした石像猫にいなが、嫁女房が臨月に入る日に虹の橋を渡った。
年明けと同時に真熊と共に体調を崩していたが、リンパ腫という癌を患っていることが判明し、治療もおよばず、判明から僅か2週間で旅立ってしまった。
小倅が誕生
にいなの死からちょうど1ヶ月後、平成3年3月3日が予定日だった小倅が、まんまと1日遅れてしまいながら誕生。
直前のにいなの死もあり手放しでは喜べなかったが、48歳を目前に初めて人の親に。
寿喜にも癌が判明し脾臓摘出手術
にいなの死を受け、手遅れにならないようにと天然猫の寿喜にも転院の上で精密検査を受けさせたところ、脾臓に肥満細胞腫という癌を患っていることが判明。
脾臓摘出手術を施したが、肝臓にも転移していることが判明。
長い経過観察が始まった。
寿喜、緊急入院
天然猫の寿喜が急激に体調を崩し緊急入院することに。
尿毒症を患っており、24時間体制で点滴を流し込む必要が生じたため8日間も入院こととなり、俺と嫁女房はお見舞いに通うしかできなかった。
ポメラニアン真熊が死去
2021年から患っていた慢性腎臓病がついに末期症状の腎不全となり、「余命1週間」の宣告を受けたポメラニアン真熊が、その8日後に虹の橋を渡った。
もう一度だけ「幹細胞再生医療」を受けさせるために手配をしていたが、施術予定の2日前に力尽きてしまった。
命に序列を付ける気はないが、『熊猫犬日記』にとって最大で最悪の出来事だと感じている。
新居が竣工
前年の9月に契約してから、設計や工事が進んでいた念願の新居がついに完成。
真熊と一緒に移り住むことができなかったことに無念さを抱きながら、残された家族での新生活が始まった。
第二子“小童”が誕生
エアコンもない過酷な仮住まい生活と妊娠生活がモロ被りしてしまった嫁女房が、第二子となる“小童”を出産。
だが、嫁女房の体調が芳しくなかったため、予定日より1ヶ月も早く帝王切開で取り出すことになり、その後1ヶ月近くにわたりNICUでの入院生活を送ることに。
ポメラニアン志熊が急逝
2ヶ月前に受けた精密検査で何一つ異常がなかった志熊が、親父が家を空けていた2~3時間のうちに急死してしまう不運が。
前年の真熊の死から立ち直れていなかった我が家にトドメを刺すような出来事となり、それ以上に81歳目前の親父にとっては人生初のペットロスという苦しみが襲い掛かった。
天然猫の寿喜が死去
6月に入ると同時に口内炎や犬歯が折れるなどの口内トラブルに見舞われた寿喜が、加齢のために大した処置をすることもできないまま2ヶ月におよぶ闘病生活を頑張ってくれたが、7月29日に力尽きて虹の橋を渡ってしまった。
小倅の子守りに奮闘してくれた我が家の癒しの存在が、家族の前から消えてしまった。

16年間をざっと振り返るつもりで主な出来事を並べ始めたが、さすがに16年間という歳月は長くてボリューミーで、かなり抜粋したはずなのに、それでもこれだけの事項が挙がった。
今となってはペットブログとしての体を成していないが、稚葉に孤軍奮闘してもらいつつも、子どもたちの成長記録としても更新を頑張っていこうと思う。
今後とも局長ファミリーに温かい応援をお願い致します。
16年という歳月は振り返るにもボリュームが大き過ぎて更新も大幅に遅くなってしまった・・・
コメント
ブログ16周年、おめでとうございます。
うちの風蘭が生まれた二週間後に始まってたんですね〜
ってことは、熊猫犬日記とタメなんですね?
熊猫犬日記16年おめでとうございます!
凄いですよ〜
16年継続するってほんと凄いと思います。
振り返るとほんといろいろありましたね。
オフ会がとても懐かしいです。
会いましょう企画も。
楽しい思い出を作っていただきありがとうございました😊
自分でもよく続けてるなって驚いてます・・・・
オフ会にはシロクマを連れてきていましたよね(笑)
クちゃさんは真熊が逝った日も含め、楽しいことも悲しいことも共有している気がします。
ブログ16周年、おめでとうございます!
サザオフ、横浜オフ会、会いましょう企画等、懐かしいですね♪
私は万博や阪神応援で忙しすぎて、ブログもインスタも休眠状態ですが、ずっとブログを続けている局長さんは凄すぎます!
関東方面にはちょくちょく遊びに行っているので、また機会をつくってお会いしましょう。
阪神絶好調ですから、そりゃ忙しいでしょうよ!
後半戦スタート時点で11ゲーム差も離されてるこっちはヒマで仕方ないです(笑)
真熊が逝ってから、犬関係のお友達ともすっかり疎遠になってしまいました。
サザオフメンバーの皆さんも元気ですかね。
熊猫犬日記 16周年おめでとうございます!
ほぼお休みすることなく続けてこられたこと、本当に尊敬します。
局長さんのおかげで毎日のお楽しみがあることにも感謝しています。
振り返りを読んで懐かしい気持ちでいっぱいになりました。
オフ会や会いましょう企画は実際に参加させてもらったので
より思い出深いです。
このブログが続く限り局長家のみなさんを応援していきます。
当初からずっとコメントをいただいているつばめさんやクちゃさんは、もはや戦友みたいな感覚です(笑)
今後もつばめさんの夕刊として、一日の5分程度を潤わせる存在でいられるよう頑張ります。