火曜日の朝に、こんにちは。
ジャニーズ問題、テレビとネットの報道の温度差には違和感を覚えずにはいられません。テレビがようやく報道したと言っても、まだ様子伺い的な状況ですね。局長です。
─── 気が重いが引き続き、ポメラニアン真熊の“最後の戦い”を「記録」に残す作業を。
2月15日(水)。
食欲不振に加え、下痢からの血便、フラつきによる転倒 ── と絶不調状態だったが、それらの症状が3ヶ月ほど前に寿喜が発症した「尿毒症」のそれと完全一致するため、幸いにもこの日が週2回の点滴通院日ということで院長先生に確認してみるも、思いがけない言葉が返ってきた。
「寿喜と同じ尿毒症を発症しているため、入院して24時間の点滴により毒素を排出する」
「1週間程度の入院を経て、真熊は年末くらいのコンディションまでは復調する」
── そういった診断になると疑わなかった俺にとって、院長先生の口から出た「死」という言葉はあまりにも想定外過ぎて、しばらくは理解が追い付かなかった。
俺が提出した 2月9日(木)以降の不調をまとめた記録の状況から、まずは急ぎ 2月4日(土)以来の血液検査が行われ、その結果をもっての診断だったのだが、とはいえ俺の想像とはあまりに違うストーリーで事が進もうとしていた。
【前回 2月4日(土)の血液検査結果】
前回 2月4日(土)の血液検査では、9月末から上昇カーブを描きながら直近1月末に急上昇してしまった腎臓の数値のうち、重要項目であるCre(クレアチニン)がそこそこ下がっていたため、
●「ようやく“上げ止まり”に」
●「前々回の急上昇はやはり一過性のもの」
●「あとは点滴の継続により、もう少しは下降するだろう」
●「予想どおり不調の根幹は“甲状腺機能低下症”によるものだろう」
── という見立ての元で、以降は甲状腺機能低下症に対し投薬の有無による除外診断といった治療を中心に進めていた。
しかし、この日の検査ではCreは下がるどころか再び微増。
何よりBUN(尿素窒素)に至ってはこの間も1ミリも下がらず、上限が振り切れた「測定不能」のままで推移していた。
そこへ、尿毒症の症状・・・・
寿喜が尿毒症を患った際、俺はこんな説明を綴っていた。
尿毒症の一般的な原因は、慢性腎臓病などの進行によって腎臓の機能が低下したり、尿路閉塞などによって、腎臓が正常に働かなくなることで発症するらしい。
この慢性腎臓病の末期による場合は、回復は難しいという。
寿喜の場合は、慢性腎臓病の数値も「予備軍」レベルで、直近の数値も安定していたことから、末期症状ではなく“急性腎障害”によるものと判断して、入院による24時間点滴という治療がなされたが、真熊の場合は典型的な「慢性腎臓病の末期症状」。
“癌”に例えるなら「ステージ4」に当たる「腎不全」を示すものだった。
当時のリアルタイム記事でも綴ったが、数値が示すとおり腎臓の機能がほぼ失われた上に、さらにこの日から“血便”が出るようになってしまったということは、腸の粘膜まで炎症を起こしており、「もはや回復は見込めない」 ── という判断だった。
1週間くらい入院して24時間の点滴を施せば、一時的に数値は下がるかもしれない。
しかし、腎臓そのものはほぼ機能していないので、退院すればすぐに数値は上がる。
何より、その入院中に亡くなってしまう可能性が高いと言う。
── ここで初めて確認した。
つまり真熊は、あとどれだけ生きられるんですか?
もって1週間というところです・・・・
人はよく絶望したときに「目の前が真っ暗になる」という表現を使うが、本当に真っ暗になった。
思考が停止して、しばらく言葉を発することができなかった・・・・
あまりに辛い現実を突然に突き付けられた真熊に失意のクリックを
コメント
先生からその言葉を聞いた局長さんを思うと涙が出てきます。
なんて辛く苦しい言葉なんでしょうか。
読者は局長さんと共にあります
やりたいようになさってください
1番聞きたくない言葉ですね。
苦しくなりました😢
ちゃんと最後までしっかり聞きたいです。
どんなに辛くても大好きなまぐちゃんのこと受け止めたいです。
この時の局長さんのことを思うと苦しくなりました。
目の前にいるマグちゃんの余命宣告、それもたった1週間と言われるなんて。
思い出しながら書いている今、再び辛い気持ちと闘っているんですよね。
大丈夫ですか?無理しないでくださいね。
この時の局長さんのお気持ちが痛いほど伝わってきます。
また、『記録』するために再度辛い思いを掘り起こされて…
私は、最後となった診察の時に獣医師から『安楽死という治療もあると思います』と言われ、茫然自失、涙がぼたぼたと診察台の上に落ちました。