メジャーリーグの野球殿堂入りを果たしたイチローの表彰式典での19分間にわたる英語のスピーチ、良かったです。同学年の選手だけに思い入れが強い局長です。
─── さて、本日は 7月29日(火)。

天然猫の寿喜が虹の橋を渡って1年となった。
先日も綴ったとおり、寿喜についてはまったく想定していなかった「記憶の蓋」が作動してしまったことで、最近ではほとんど思い出せなくなってしまっている。
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【最近は寿喜のことを思い出せなくなっている】

寿喜(ことぶき)
局長家のオス猫で、元野良猫で推定16歳のド天然。
「肥満細胞腫」という“癌”と慢性腎臓病と戦っていたが、2024年6月から口内トラブルにより体調を崩し、7/29に永眠。
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ただ、1年前の当時の日々バタバタしていたシーンはしっかり記憶に残っているので、説明が少し難しい不思議な感覚になっている。

当時育休中だった嫁女房が、小童を抱っこ紐でお腹の前に括りながら、2ヶ月間にわたり毎日寿喜を連れて病院に通っていた姿 ───

小童(こわっぱ)
局長の息子で、“人間”では次男。
2023年12月 6日生まれの1歳。乳児。※当時はまだ生後7ヶ月
予定日より1ヶ月も早産で出されたため、NICUに3週間も入院。
現時点でのポテンシャルは未知数。

俺がこの日から1泊の出張だったため、帰宅予定の翌30日の夜まで寿喜が頑張れるのか、俺が不在の間に逝ってしまわないかが心配で、気持ちが落ち着かなかったこと ───
こういった記憶は今も鮮明で、まだ2~3ヶ月しか経っていないような感覚なのに、あれからもう1年経ったということには単純に歳月の早さを感じている。

一方で、寿喜との日々については、写真を見てもあまりピンと来ない。
10~20年くらい前に一緒に暮らしていたような感覚で、はるか昔の出来事のような印象なのだ。

1年前の今日は出張のため早朝から家を出る予定だったが、俺がいる間にと寿喜が気をつかったのか、目が覚める直前に旅立ってしまった。
都内に宿泊していたものの、どうしても寿喜に会いたくて、仕事が終わると同時に家に戻ってきては、終電で再びホテルに戻るようなとんぼ返りをした。
こんな感じで、自分の行動を覚えているだけで、寿喜に対する感情の動きは思い出せない。

要は、自分自身に関わる気持ちや感覚は思い出せて、この1年間をあっという間に感じる一方、当の寿喜との時間についてはほとんど思い出せず、ずっと昔のことのように感じているダブルスタンダードみたいな状態。

小倅も寿喜のことは「覚えている」とは言うが、だからといって思い出話を口にすることはない。
いかんせん3歳までの出来事だから、実際にはほとんど覚えていないのだろう。
悲しいことだが、俺だって自分が1~3歳の頃の記憶なんてほとんど残っていないので仕方ない。

小倅(こせがれ)
局長の息子で、“人間”では長男。
2021年3月4日生まれの4歳。※当時はまだ3歳
『きかんしゃトーマス』にドハマり中の保育園児。
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しかし、2008年11月20日から2024年7月29日まで、実に15年8ヶ月という長い年月を俺と一緒に過ごしてくれて、たくさんの幸せや癒しをくれた事実だけは消えないので、これからも少しでも早く思い出してあげられるよう努力しなければ。
とりあえず今夜は、子どもたちも一緒に寿喜との動画を見て哀悼の意を表しよう。
昔の写真をさかのぼると若い頃は真ん丸だったんだなと今さら驚く。晩年は痩せちゃったなぁ
コメント
まだ一年なのに驚きました。
もっと前の事に感じます。
ことちゃんはまん丸のお顔がトレードマークでしたね〜
話題もたくさんありましたね〜
小倅ちゃんがことちゃんのお鼻をティッシュで拭いてあげてる姿が何とも言えないです。
ことちゃん大好きだよ〜
今もにゃあ〜って文句言ってるかな?😆
コトちゃんの顔は全部〇で描けるってよく言ってましたね。
本当に真ん丸で可愛いお顔してました。
猫っぽくなくて不思議ちゃんなところが可愛かったな~。
仲良しのマグちゃんと一緒に遊んでいるかなぁ。
それとも志熊君にしつこくちょっかい出されているかな。
時々局長さんちに遊びに来ているかもしれませんね。